OPPO Reno11 Aは、人気の高いRenoシリーズの2024年モデルです。同シリーズの2022年モデルOPPO Reno7 Aとは、約2年、2世代差となります。
OPPO Reno11 Aのスペックは、OPPO Reno7 Aと比較すると、デメリットもありますが、画面の大型化、SoCの変更、カメラ性能アップ、バッテリ容量増&充電速度アップ、RAM容量増などメリットが多いです。
「OPPO Reno11 A」「OPPO Reno7 A」の比較
スペック比較
機種名 | OPPO Reno11 A | OPPO Reno7 A |
---|---|---|
OS | ColorOS 14 (Android 14) | ColorOS 12 (Android 11) |
SoC | Dimensity 7050 | Snapdragon 695 5G |
内蔵 メモリ | 8GB/128GB | 6GB/128GB UFS 2.2 |
外部 メモリ | microSDXC 最大2TB | microSDXC 最大1TB |
画面 | 6.7インチ FHD+ 1080x2412 有機EL 120Hz | 6.4インチ FHD+ 1080x2400 有機EL |
バッテリ | 5000mAh 67W急速充電 | 4500mAh 18W急速充電 |
本体 サイズ | 162x75x7.6mm | 157.9x73.4x7.6mm |
重量 | 177g | 175g |
背面 カメラ | 広角 64MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 | 広角 48MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 |
前面 カメラ | 32MP F2.4 | 16MP F2.4 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.2 | 5.1 |
コネクタ | USB 2.0 Type-C | USB 2.0 Type-C |
生体認証 | 指紋(画面内)、顔 | 指紋(画面内)、顔 |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
テレビ | - | - |
耐久性 | IP65 | IP68 |
SIM | nanoSIMx2+eSIM | nanoSIMx2+eSIM nanoSIM+eSIM(au/UQ、ワイモバイル) |
その他 | - | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 2024年6月 | 2022年6月 |
スペックの主な違いは、ディスプレイ、SoC、バッテリ、カメラ、RAM容量、耐久性、Wi-Fi、Bluetoothと多いです。また、3.5mmオーディオジャックが非搭載です。
ディスプレイ:6.7インチに大型化&120Hzリフレッシュレート対応
OPPO Reno11 Aは、6.7インチ有機ELディスプレイを搭載し、リフレッシュレートが最大120Hzに対応しています。また、画面占有率が93.4%に向上しています。
SoC:MediaTek Dimensity 7050に変更
SoCは、Qualcomm SnapdragonからMediaTek Dimensityへと変更されています。
SoC | Dimensity 7050 | Snapdragon 695 5G |
---|---|---|
CPU | Cortex-A78x2 2.6GHz Cortex-A55x6 2.0GHz | Cortex-A78x2 2.2GHz Cortex-A55x6 1.8GHz |
プロセス技術 | 6nm | 6nm |
GPU | Mali-G68 MC4 | Adreno 619 |
Dimensity 7050の詳細を確認すると、Snapdragon 695 5GとCPU構成は同じで周波数に違いがあります。ベンチマークスコアは、Dimensity 7050が周波数の高い分だけ好成績を残しています。
尚、競合製品となるSnapdragon 6 Gen 1は、CPU構成がA78x4 2.2GHz+A55x4 1.8GHzです。ポテンシャルは高そうですが、ベンチマークスコアは周波数が影響してかDimensity 7050が若干上です。
カメラ:メイン&セルフィーの画素数向上
OPPO Reno11 Aは、広角+超広角+マクロの3眼カメラ搭載でOPPO Reno7 Aと構成は変わりませんが、メインカメラの画素数(48MP→64MP)、超広角カメラの画角(120度→112度)が違います。セルフィーは画素数(16MP→32MP)が違います。
アウトカメラは4K@30fps、1080P@60fps、インカメラは4K@30fpsの動画撮影に対応しています。
バッテリ:容量アップ&67W急速充電対応
OPPO Reno11 Aは、500mAh多い5000mAhのバッテリ搭載です。67W SUPERVOOCフラッシュチャージ対応により、OPPO Reno7 Aの半分以下となる約48分で満充電可能です。
内蔵メモリ:RAM容量アップ
OPPO Reno11 Aは、OPPO Reno7 Aより2GB多いRAM 8GB搭載です。6GBでも少ないということはありませんが、8GBあればよりアプリの動作が安定します。
耐久性:防水等級ダウン
OPPO Reno11 Aは、防水等級がIPX5でOPPO Reno7 Aより低いです。IPX5あれば実用上は十分だと思いますが、完全防水を求める状況での使用を考えている場合には気を付けたいポイントです。
その他:3.5mmオーディオジャック非搭載
OPPO Reno11 Aは、3.5mmオーディオジャック非搭載、Type-C接続となります。利用者は注意が必要となるポイントです。Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.2に対応しています。
ネットワークバンド比較
対応ネットワークバンドは、OPPO Reno11 Aのバンド数が増えていますが、国内キャリアに対する繋がりやすさに差はありません。
機種名/Model | ネットワークバンド | |||
---|---|---|---|---|
Reno11 A | 3G | B1/2/4/5/8/19 | ||
4G | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42 | |||
5G | Bn1/n3/n28/n41/n77/n78 | |||
Reno7 A | 3G | B1/4/5/6/8/19 | ||
4G | B1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42 | |||
5G | Bn3/n28/n41/n77/n78 |
外観比較
前面
画面下ベゼル幅が狭くなりバランスが良くなった印象です。画面占有率は89.4%→93.4%に向上しています。カメラのパンチホールは継続採用されていますが、中央に移動しています。ボタン類は片側に集約されています。
背面
共に3眼カメラ搭載ですが、OPPO Reno11 Aは下側に2眼がまとめられて配置されており、一見すると2眼カメラ?と誤認しそうなデザインです。おサイフケータイは、カメラの隣に配置されています。
「OPPO Reno11 A」のキャンペーンまとめ
Amazon
Amazonでは、OPPO Reno11 Aが単体価格4.5万円、OPPO A79 5Gが単体価格2.4万円、キャリア版SIMロック解除端末が約1.6万円です。
楽天市場
楽天市場では、OPPO公式ストアで48,800円です。OPPO公式楽天市場店やイーベストPC・家電館などで10%ポイント還元してる時あります。
ワイモバイル:OPPO Reno11 Aが最安12,960円~
ワイモバイルでは、OPPO Reno11 AがMNPで12,960円~、新規で18,000円~、機種変更で23,760円。OPPO Reno9 Aが新規/MNPで最安9,800円(在庫復活、在庫限り)。OPPO A79 5Gは最安1円~。オンラインストアは、送料、事務手数料無料。
IIJmio:OPPO Reno11 Aが急速充電器付で29,800円
IIJmioでは、OPPO Reno11 AがOPPO純正急速充電器(7,920円相当)付きで48,800円、OPPO A79 5Gが26,800円。MNPならそれぞれ29,800円、15,800円となるキャンペーンを実施中(2025年2月3日まで)。
申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて
IIJmio 公式サイトの内容が正となります。
まとめ:
OPPO Reno11 Aは、SoC変更やディスプレイ大型化、カメラ性能アップ、バッテリ容量増などOPPO Reno7 Aから大きく変わっています。3.5mmオーディオジャック非搭載という残念な点もありますが、全体的を見れば非常に魅力的な進化です。
OPPO Reno7 Aからの機種変更は、登場から約2年が経過していることもあり検討し始める時期です。とりわけ、一部のキャリアモデルは、アップデートの提供が不透明な状況のため検討しても良いと思います。