「AQUOS sense8」は、シャープ製のミドルレンジスマホ「AQUOS senseシリーズ」の2023年モデル。「AQUOS sense6」は、同シリーズの2021年モデルです。
AQUOS sense8は、AQUOS sense7の登場から2年が経過していますが、SoCの向上やRAMやバッテリの増量など強化などメリットがある一方、望遠カメラが非搭載になるデメリットもあります。
「AQUOS sense8」「AQUOS sense6」の概要比較
スペック比較
機種名 | AQUOS sense8 SH-M26 | AQUOS sense6 SH-M19 |
---|---|---|
OS | Android 13 | Android 11 |
SoC | Snapdragon 6 Gen 1 | Snapdragon 690 5G |
内蔵 メモリ | 6GB/128GB UFS 2.2 | 4GB/64GB UFS 2.2 6GB/128GB UFS 2.2 |
外部 メモリ | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大1TB |
画面 | 6.1インチ 有機EL FHD+ 1,080x2,432 | 6.1インチ 有機EL FHD+ 1,080x2,432 |
バッテリ | 5000mAh USB PD 3.0 | 4570mAh USB PD 3.0 |
本体 サイズ | 153x71x8.4mm | 152x70x7.9-9.2mm |
重量 | 159g | 156g |
背面 カメラ | 50MP 23mm F1.9 8MP 15mm F2.4 ProPix5 | 48MP 26mm F1.8 8MP 15mm F2.4 8MP 53mm F2.4 ProPix3 |
前面 カメラ | 8MP 26mm F2.0 | 8MP 26mm F2.0 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
コネクタ | USB 3.2 Type-C | USB Type-C |
生体認証 | 指紋(画面内)、顔認証 | 指紋(画面内)、顔認証 |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
テレビ | - | - |
耐久性 | IP65/IP68 MIL-STD-810H準拠の耐衝撃 | IP65/IP68 MIL-STD-810H準拠の耐衝撃 |
SIM | nanoSIM+eSIM DSDV | nanoSIM+eSIM DSDV |
その他 | 3.5mmオーディオジャック | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 2023年11月 | 2021年11月 |
主な変更点は、SoC、内臓メモリ(RAM)、背面カメラ、バッテリです。表に記載はありませんが、AQUOS sense8は、リフレッシュレートが90Hz(最大180Hz)に対応しています。
対応バンド比較
AQUOS sense8は、新たにLTEバンド28に対応していますが、繋がりやすさに大きな差はありません。
機種名/Model | ネットワークバンド | |||
---|---|---|---|---|
AQUOS sense8 SH-M26 | 3G | B1/2/5/8 | ||
4G | B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/41/42 | |||
5G | Bn1/n3/n28/n41/n77/n78/n79 | |||
AQUOS sense6 SH-M19 | 3G | B1/5/8 | ||
4G | B1/3/5/8/18/19/38/39/41/42 | |||
5G | Bn3/n28/n77/n78/n79 |
外観比較
前面
AQUOS senseシリーズは、本体サイズがほぼ変わらないのが特徴の1つです。デザインもほぼ変わりません。
背面
背面は、前面と異なり大きく変わっています。AQUOS sense8は、背面カメラが3眼から2眼に減りましたが、メインカメラを中央、超広角カメラを左側に配置することで納まりがよくなった印象です。
「AQUOS sense8」「AQUOS sense6」の詳細比較
SoC:Snapdragon 6 Gen1に強化、性能5割増
機種 | AQUOS sense8 | AQUOS sense6 |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 6 Gen 1 | Snapdragon 690 5G |
CPU | Cortex-A78x4 2.2GHz Cortex-A55x4 1.8GHz | Kryo 560 Goldx2 2.0GHz Kryo 560 Silverx6 1.7GHz |
プロセス技術 | 6nm | 8nm |
GPU | Adreno 710 | Adreno 619L |
AQUOS sense8は、Snapdragon 6 Gen 1に強化されています。
CPUは、AnTuTu 10のスコアを参考にすると、Snapdragon 6 Gen 1が約19万、Snapdragon 690 5Gが約12万台なので約5割強の性能アップ。GPUは、約11万と約7万なので約6割の性能アップ。総合でも5割ほどアップなので性能は大きく向上しています。
内臓メモリ(RAM):AQUOS sense8は標準で6GB搭載
AQUOS sense6はRAMが4GBと6GBの2つのモデルがあり、4GBが標準モデルとして普及していましたが、AQUOS sense8は6GBモデルの1モデルのみです。4GBは少し心許ないですが、6GBあるば安定した動作が期待できます。
背面カメラ:AQUOS sense8は望遠カメラが非搭載
AQUOS sense6は、背面カメラに広角+超広角+望遠の3眼カメラを搭載していますが、AQUOS sense8は、広角+超広角の2眼カメラです。
2倍ズームなら画素数を考えると標準カメラのデジタルズームでも良さそうに感じますが、望遠カメラが欲しいという人は気を付けたいポイントです。
バッテリ:容量増もバッテリ持ちはほぼ変わらず
AQUOS sense8のバッテリは、AQUOS sense6から約1割増の5,000mAh搭載です。ただし、SoC強化やディスプレイのリフレッシュレート90Hz対応など消費電力も増えているせいかバッテリ持ち時間は、気持ち増えている程度でほぼ変わりません。
また、充電時間は、AQUOS sense8が約160分、AQUOS sense6が約150分バッテリの増量分だけ増える感じなので充電速度は変わっていないようです。
バッテリ容量増に対して、本体サイズはほぼ変わらず重量も3gしか増えていません。これまで通りの使い勝手が保たれているところは、AQUOS senseシリーズの素晴らしさだと思います。
ディスプレイ:AQUOS sense8はリフレッシュレート90Hzに対応
AQUOS sense8は、リフレッシュレート90Hz(AQUOS sense7は60Hz)に対応しています。また、「なめらかハイスピード表示」を設定することにより、毎秒90回の表示更新に連動して間に黒画面を挿入し、毎秒180回(リフレッシュレート180Hz)の表示が可能(対応アプリの場合に限る)です。
ブルーライトを約50%低減した新素材ディスプレイを採用し、画面の美しさや色合いそのままに目の負担を軽減します。
「AQUOS sense8」のキャンペーンまとめ
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まとめ
AQUOS sense8は、SoC性能の向上やRAMが標準で6GB搭載、ディスプレイのリフレッシュレート90Hz対応など強化されている点もありますが、望遠カメラ非搭載というデメリットもあります。
AQUOS sense8は、AQUOS sense6から機種変更するにはデメリットもありますが妥当な機種だと思います。本体サイズや重量の変化も少ないので違和感なく機種変更できると思います。
過去のAQUOS senseシリーズからの機種変更を検討している場合、AQUOS sense8とAQUOS sense7のスペックは、それほど差がないので価格重視で選べば良いと思います。