「AQUOS wish4」「arrows We2」のスペック・外観比較

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「AQUOS wish4」は、シャープ製「AQUOS wishシリーズ」の2024年エントリーモデル。「arrows We2」は、FCNT製「arrows Weシリーズ」の2024年エントリーモデルです。

「AQUOS wish4」「arrows We2」の概要比較

スペック比較

機種名AQUOS wish4 SH-M27arrows We2 M07
OSAndroid 14Android 14
SoCMediaTek Dimensity 700MediaTek Dimensity 7025
内蔵
メモリ
4GB/64GB4GB/128GB
外部
メモリ
microSDXC 最大1TBmicroSDXC 最大1TB
画面6.6インチ
TFT液晶
HD+ 720x1,612
90Hz
6.1インチ
TFT液晶
HD+ 720x1,560
60Hz
バッテリ5,000mAh4,500mAh
本体
サイズ
167x76x8.8mm155x73x8.9mm
重量190g179g
背面
カメラ
広角 50MP F1.8
ProPix lite
広角 50MP F1.8
マクロ 1.9MP F2.4
前面
カメラ
8MP F2.08MP F2.0
Wi-Fia/b/g/n/aca/b/g/n/ac
Bluetooth5.35.2
コネクタUSB Type-CUSB 2.0 Type-C
生体認証顔、指紋(側面)顔、指紋(側面)
NFC対応対応
おサイフ
ケータイ
対応対応
テレビ--
耐久性IP65/IP68
MIL-STD-810H準拠の耐衝撃
IP65/IP68
MIL-STD-810H準拠の耐衝撃
SIMnanoSIM/eSIMnanoSIM/eSIM
その他3.5mmオーディオジャック3.5mmオーディオジャック
発売時期2024年7月2024年8月

主な違いは、SoC画面ストレージ背面カメラバッテリです。

対応バンド比較

arrows We2 M07とAQUOS wish4 SH-M27は、国内での繋がりやすさに大きな差はありません。

arrows We2のキャリアモデルは対応バンドが異なります。4Gは問題ないですが、5Gは注意が必要です。

機種名/Modelネットワークバンド
AQUOS wish4 SH-M273GB1/5/8
4GB1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/28/38/39/40/41
5GBn1/n3/n7/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n79
arrows We2 M073GB1/5
4GB1/3/4/5/8/12/18/19/28/38/39/41/42
5GBn1/n3/n28/n77/n78/n79
arrows We2 F-52E3GB1/5
4GB1/3/5/8/12/18/19/28/39/41/42
5GBn1/n28/n77/n78/n79
arrows We2 FCG023GB1/2/5/8
4GB1/3/4/5/8/12/18/19/28/38/39/41/42
5GBn3/n28/n41/n77/n78

外観比較

前面

ディスプレイは、AQUOS wish4が6.6インチ、arrows We2が6.1インチと差があり、本体サイズはAQUOS wish4が一回りほど大きいです。重量は、arrows We2が11g軽量です。

背面

「AQUOS wish4」「arrows We2」の詳細比較

SoC:処理性能はarrows We2が圧勝

機種AQUOS wish4arrows We2
SoCDimensity 700Dimensity 7025
CPUCortex-A76x2 2.2GHz
Cortex-A55x6 2.0GHz
Cortex-A78x2 2.5GHz
Cortex-A55x6 2GHz
プロセス技術7nm6nm
GPUMali-G57 MC2IMG BXM-8-256

SoCの概要を比較すると、Dimensity 7025はCPUにCortex-A78を搭載し周波数が高く、プロセス技術も次世代で高性能なのがわかります。AnTuTu 10のスコアは、CPUで約2割、GPUで約5割ほどDimensity 7025の方が良い結果を残しています。総合スコアは、Dimensity 700が約39万、Dimensity 7025が約49万とDimensity 7025はミドルレンジクラスの性能です。

arrows We2は、RAM 4GB搭載でエントリーモデルっぽく見えますが、処理性能はミドルレンジクラスなので意外と高性能です。一方、AQUOS wish4は、文字通りのエントリーモデルの処理性能です。

ディスプレイ:AQUOS wish4は大型6.6インチ+90Hz対応

ディスプレイは、AQUOS wish4が6.6インチの大型な液晶を搭載しているのに対して、arrows We2は6.1インチの標準的な液晶を搭載しています。解像度はどちらもHD+なのでディスプレイサイズの大きいAQUOS wish4の方が大きく表示されます(表示が荒くなるとも言えます)。

リフレッシュレートは、AQUOS wish4が90Hz、arrows We2が60Hzです。エントリークラスでも90Hzに対応する機種が増えているだけに、arrows We2が60Hz止まりというのは残念なポイントです。

背面カメラ:arrows We2はマクロカメラ搭載

背面カメラは、AQUOS wish4が広角カメラ、arrows We2が広角+マクロの2眼カメラ搭載です。メインカメラは、両機種共に50MP F1.8なので差はなく、マクロカメラの分だけarrows We2が充実しています。

ストレージ:arrows We2はストレージ128GB

ストレージ容量は、AQUOS wish4が64GBに対して、arrows We2が128GBで2倍の容量です。両機種共にSDカードで容量が拡張可能なので不足することは無いと思います。

尚、arrows We2のキャリアモデルは、ストレージ64GBです。AQUOS wish4は、キャリアモデル、SIMフリーモデル共にストレージ64GBです。

バッテリ:AQUOS wish4は5,000mAh、arrows We2は4,500mAh

バッテリ容量は、AQUOS wish4が5,000mAh、arrows We2が4,500mAhなのでAQUOS wish4の方が容量が多いです。最近のスマホは、5,000mAhが標準的な容量なのでarrows We2は少し少ないですが、普通に使うなら1日は余裕でバッテリが持つはずなので足りないということはありません。

充電時間は、ドコモのAQUOS wish4 SH-52E、arrows We2 F-52Eのデータを参考にすると、それぞれ約220分、約180分なので充電速度に大きな差は無い様です。

セキュリティ:OSバージョンアップは2回、セキュリティ更新期間に差

両機種共に、OSバージョンアップは最大2回が保証されています。Android 14で発売されているので、Android 16までOSバージョンアップされます。

セキュリティ更新は、AQUOS wish4が3年間、arrows We2が4年間の保証とされています。近年はスマホの使用期間が長くなる傾向にありますが、1年長く保証されているarrows We2は、より安心して使い続けられます。

「AQUOS wish4」キャンペーンまとめ

楽天市場

楽天市場では、AQUOS wish4が単体価格35,700円。執筆時、楽天ビックやJoshin webなど複数店舗で10%ポイント還元してる時あります。

ワイモバイル

ワイモバイルでは、AQUOS wish4が新規・MNPで13,680円(S)、9,800円(M/L)、機種変更で24,480円。オンランストアは送料・事務手数料無料。

IIJmio

IIJmioでは、AQUOS wish4が通常価格33,800円。MNPなら24,800円となるキャンペーンを実施中(2025年2月3日まで)。

申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて
IIJmio 公式サイトの内容が正となります。

「arrows We2」のキャンペーンまとめ

Amazon

Amazonでは、FCNT公認ストアでarrows We2(ストレージ128GB)が単体価格36,850円。arrows We2 Plusが単体価格59,950円。

楽天市場

楽天市場では、キャリアモデルの白ロム(NTTドコモ版、au版)が2万円以下で販売されています。

NTTドコモ

ドコモオンラインショップでは、arrows We2(ストレージ64GB)が2.2万円。MNPは、5,500円。

UQ mobile

UQ mobileでは、arrows We2(ストレージ64GB)が22,001円。新規およびMNPは、増量オプションII加入で5,501円。

IIJmio

IIJmioでは、arrows We2(ストレージ128GB)が32,800円、arrows We2 Plusが54,800円。MNPの場合、それぞれ19,800円、39,800円となるキャンペーンを実施中(2025年2月3日まで)。

申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて
IIJmio 公式サイトの内容が正となります。

まとめ

両機種を比較すると、全部入りエントリーモデルと言うことで共通点も多いですが、AQUOS wish4はリフレッシュレート90Hz対応の6.6インチ大画面、arrows We2はミドルレンジ並みの処理性能&4年間のセキュリティ更新と言う個性があります。

価格は、同価格帯(2万円台)なので、大画面を求めるならAQUOS wish4、処理性能を求めるならarrows We2など、重視するポイントで選べば良さそうです。

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