「OPPO Reno11 A」は、OPPO製ミドルレンジ「Renoシリーズ」の2024年モデル。「OPPO Reno5 A」は、同シリーズの2021年モデルです。
OPPO Reno11 Aのスペックは、OPPO Reno5 Aと比較すると、画面、SoC、RAM、バッテリなど処理性能や使い勝手に影響する部分が大きく変わっています。
OPPO Reno5 Aからの機種変更の候補としてOPPO Reno11 Aは有力候補になる思いますが、3.5mmオーディオジャックが無くなる注意点もあります。
「OPPO Reno11 A」「OPPO Reno5 A」の比較
スペック比較
機種名 | OPPO Reno11 A | OPPO Reno5 A |
---|---|---|
OS | ColorOS 14 (Android 14) | ColorOS 11 (Android 11) |
SoC | Dimensity 7050 | Snapdragon 765G |
内蔵 メモリ | 8GB/128GB | 6GB/128GB |
外部 メモリ | microSDXC 最大2TB | microSDXC 最大1TB |
画面 | 6.7インチ FHD+ 1080x2412 有機EL 120Hz | 6.5インチ FHD+ 1080x2400 LCD液晶 |
バッテリ | 5000mAh 67W急速充電 | 4000mAh 18W急速充電 |
本体 サイズ | 162x75x7.6mm | 162.0x74.6x8.2mm |
重量 | 177g | 182g |
背面 カメラ | 広角 64MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 | 広角 64MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 モノクロ 2MP F2.4 |
前面 カメラ | 32MP F2.4 | 16MP F2.0 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.2 | 5.1 |
コネクタ | USB 2.0 Type-C | USB 2.0 Type-C |
生体認証 | 指紋(画面内)、顔 | 指紋(背面)、顔 |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
テレビ | - | - |
耐久性 | IP65 | IP68 |
SIM | nanoSIMx2+eSIM | nanoSIMx2+eSIM nanoSIM(ワイモバイル) |
その他 | - | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 2024年6月 | 2021年6月 |
スペックの主な違いは、画面、SoC、バッテリ、カメラ、RAM容量、耐久性、Wi-Fi、Bluetoothと多いです。また、OPPO Reno11 Aは、3.5mmオーディオジャックが非搭載です。
ディスプレイ:6.7インチに大型化&120Hzリフレッシュレート対応
OPPO Reno11 Aは、6.7インチ有機ELディスプレイを搭載し、リフレッシュレートが最大120Hzに対応しています。また、画面占有率が93.4%に向上しています。
OPPO Reno5 Aは、6.5インチ液晶、最大90Hz、89.4%なので、OPPO Reno11 Aが全ての項目で優れています。
SoC:Qualcomm SnapdragonからMediaTek Dimensityに変更
SoC | Dimensity 7050 | Snapdragon 765G |
---|---|---|
CPU | Cortex-A78x2 2.6GHz Cortex-A55x6 2.0GHz | Kryo475 Primex1 2.3GHz Kryo475 Goldx1 2.2GHz kryo475 Silverx6 1.8GHz |
プロセス技術 | 6nm | 7nm |
GPU | Mali-G68 MC4 | Adreno 620 |
SoCは、Qualcomm SnapdragonからMediaTek Dimensityへと変更されています。プロセス技術の向上もあり、CPUの処理性能は、Dimensity 7050の方がベンチマークスコアで2割程度良い結果を残しています。
カメラ:セルフィーの画素数アップ、モノクロカメラ消滅
OPPO Reno11 Aは、モノクロカメラが無くなり広角+超広角+マクロの3眼カメラ搭載です。セルフィーは画素数がアップしています。
新たに、アウトカメラは4K@30fps、1080P@60fps、インカメラは4K@30fpsの動画撮影に対応しています。
バッテリ:容量アップ&67W急速充電対応
OPPO Reno11 Aは、1000mAh多い5000mAhのバッテリ搭載です。また、67W SUPERVOOCフラッシュチャージ対応により、OPPO Reno5 Aの半分以下となる約48分で満充電可能です。
内蔵メモリ:RAM容量アップ
OPPO Reno11 Aは、OPPO Reno5 Aより2GB多いRAM 8GB搭載です。6GBでも少ないということはありませんが、8GBあればよりアプリの動作が安定します。
耐久性:防水等級ダウン
OPPO Reno11 Aは、防水等級がIPX5でOPPO Reno5 Aより低いです。IPX5あれば実用上は十分だと思いますが、完全防水を求める状況での使用を考えている場合には気を付けたいポイントです。
その他:3.5mmオーディオジャック非搭載
OPPO Reno11 Aは、3.5mmオーディオジャック非搭載、Type-C接続です。利用者は注意が必要となるポイントです。Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.2に対応しています。
ネットワークバンド比較
対応ネットワークバンドは、OPPO Reno11 Aのバンド数が増えていますが、国内キャリアに対する繋がりやすさに差はありません。
機種名/Model | ネットワークバンド | |||
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Reno11 A | 3G | B1/2/4/5/8/19 | ||
4G | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42 | |||
5G | Bn1/n3/n28/n41/n77/n78 | |||
Reno5 A | 3G | B1/2/4/5/6/8/19 | ||
4G | B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/39/40/41 | |||
5G | Bn3/n28/n77/n78 |
外観比較
前面
OPPO Reno11 Aは、画面下ベゼル幅が狭くなりバランスが良くなった印象です。画面が大型化していますが、画面占有率が89.4%→93.4%に向上しているため、本体サイズはOPPO Reno5 Aとほぼ同サイズです。重量は5g軽量化しています。セルフィーは、パンチホールが採用されていますが、配置が異なります。ボタン類は片側に集約されています。
背面
OPPO Reno11 Aはカメラが強調されたデザインですが、OPPO Reno5 Aは控えめです。おサイフケータイは共にカメラの隣に配置されています。OPPO Reno5 Aは、背面に指紋認証センサーが配置されています(OPPO Reno11 Aは画面内)。
「OPPO Reno11 A」のキャンペーンまとめ
Amazon
Amazonでは、単体価格4.5万円です。
楽天市場
楽天市場では、OPPO公式ストアで48,800円です。執筆時、OPPO公式楽天市場店で48,800円+10%ポイント還元(8月21日12:00まで)、イーベストPC・家電館で44,323円+10%ポイント還元あり。
ワイモバイル:OPPO Reno11 Aが18,000円~
ワイモバイルでは、OPPO Reno11 Aが新規・MNPで21,600円(S)、18,000円(M/L)、機種変更で23,760円。OPPO Reno9 Aが新規/MNPで最安9,800円(在庫復活、在庫限り)。オンラインストアは、送料、事務手数料無料。
IIJmio:OPPO Reno11 Aが急速充電器付で24,800円
IIJmioでは、OPPO Reno11 AがOPPO純正急速充電器(7,920円相当)付きで48,800円。MNPなら24,800円となるキャンペーンを実施中(10月31日まで)。
申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて
IIJmio 公式サイトの内容が正となります。
まとめ:
OPPO Reno11 Aは、SoC性能アップや画面大型化、有機EL化、RAMおよびバッテリ容量増、充電速度アップなどOPPO Reno5 Aから大きく進化しています。3.5mmオーディオジャック非搭載という注意点もありますが、機種変更先としては、最有力候補になりそうです。