「OPPO Reno11 A」「OPPO A79 5G」のスペック・外観比較、ミドルレンジとエントリーの差は?

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「OPPO Reno11 A」「OPPO A79 5G」のスペック・外観比較などの比較です。

最近はエントリーモデルのスマホにもおサイフケータイや防水防塵、急速充電などが備わり、ミドルレンジとの機能差が縮まりつつあります。

2024年に発売されたミドルレンジ「OPPO Reno11 A」とエントリーモデル「OPPO A79 5G」の間に、どの様な差があるか比較してみます。

「OPPO Reno11 A」「OPPO A79 5G」の概要比較

スペック比較

機種名OPPO Reno11 AOPPO A79 5G
OSColorOS 14
(Android 14)
ColorOS 13
(Android 13)
SoCDimensity 7050Dimensity 6020
内蔵
メモリ
8GB/128GB4GB/128GB
外部
メモリ
microSDXC 最大2TBmicroSDXC 最大1TB
画面6.7インチ
FHD+ 1080x2412
有機EL
120Hz
6.7インチ
FHD+ 1080x2400
LCD液晶
バッテリ5000mAh
67W急速充電
5000mAh
33W急速充電
本体
サイズ
162x75x7.6mm166x76x8mm
重量177g193g
背面
カメラ
広角 64MP F1.7
超広角 8MP F2.2
マクロ 2MP F2.4
広角 50MP F1.8
深度 2MP F2.4
前面
カメラ
32MP F2.48MP F2.0
Wi-Fia/b/g/n/ac/axa/b/g/n/ac
Bluetooth5.25.3
コネクタUSB 2.0 Type-CUSB Type-C
生体認証指紋(画面内)、顔指紋(側面)、顔
NFC対応対応
おサイフ
ケータイ
対応対応
テレビ--
耐久性IP65IP54
SIMnanoSIMx2+eSIMnanoSIMx2+eSIM
nanoSIM(ワイモバイル)
その他-3.5mmオーディオジャック
発売時期2024年6月2024年2月

スペックの主な違いは、SoC画面カメラRAM容量3.5mmオーディオジャックの有無です。また、バッテリ(急速充電)耐久性Wi-FiBluetoothは、利便性に多少の差が出るポイントです。

「OPPO Reno11 A」「OPPO A79 5G」の詳細比較

SoC:ミドルレンジは処理性能が高い

SoCDimensity 7050Dimensity 6020
CPUCortex-A78x2 2.6GHz
Cortex-A55x6 2.0GHz
Cortex-A76x2 2.2GHz
Cortex-A55x6 2.0GHz
プロセス技術6nm7nm
GPUMali-G68 MC4Mali-G57 MC2

SoCは、Dimensity 7050がミドルレンジ向け、Dimensity 6020がエントリー向けです。Dimensity 7050は、高性能なCortex-A78を2個搭載し周波数が高く、GPUもDimensity 6020より高性能です。ベンチマークスコアは、Dimensity 7050の方が3割ほど良い結果を残しています。

ただし、近年はエントリー向けのSoCでも十分な性能を持っています。Dimensity 6020は日常使いに必要十分、Dimensity 7050はより快適という認識でよいと思います。

ディスプレイ:パネルの種類に違い

両機種共に6.7インチディスプレイを搭載していますが、OPPO Reno11 Aが有機ELに対し、OPPO A79 5Gが液晶となっておりパネルの種類が異なります。有機ELは低消費電力、軽量、色彩表現が豊かなどの特徴があるのに対し、液晶は値段が手ごろ、長寿命という特徴があります。一概にどちらが優れているとは言えませんが、上位機種には有機ELが搭載されていることが多いです。

リフレッシュレートは、OPPO Reno11 Aが最大120Hz、OPPO A79 5Gが最大90Hzに対応しています。エントリーモデルでも90Hzに対応しているので表示はなめらかです。

解像度は、両機種共にフルHD+です。エントリーモデルは、解像度がHDという機種も多く存在するので、フルHD+対応するOPPO A79 5Gはメリットが大きいです。

カメラ:カメラ重視ならミドルレンジ

OPPO Reno11 Aが広角+超広角+マクロの3眼カメラ+を搭載するのに対し、OPPO A79 5Gは広角+深度の2眼(実質1眼)カメラ搭載です。OPPO Reno11 Aは、広角カメラにOISを搭載しています。また、OPPO Reno11 Aは4K@30fps、1080P@60fpsに対応していますが、OPPO A79 5Gは1080P@30fpsまでしか対応していません。

エントリーモデルは最低限のカメラ機能しか搭載していないので、カメラを重視するならミドルレンジを選んだ方が良さそうです。

バッテリ:容量は同じ、急速充電に違い

バッテリは、両機種共に5000mAhを搭載しています。OPPO Reno11 Aは低消費電力のSoCや有機ELを搭載しているためバッテリ持ちが良いですが、僅かの差なので使い方の方が影響が大きいです。

急速充電に違いがあり、OPPO Reno11 Aが67W SUPERVOOCフラッシュチャージ対応に対し、OPPO A79 5Gが33Wです。OPPO Reno11 Aは、OPPO A79 5Gのおよそ2倍の速さで充電が可能です。ただし、OPPO A79 5Gは、約30分で50%まで充電可能なので充電速度が遅いということではありません。

内蔵メモリ:OPPO Reno11 AはRAM 8GB搭載で快適

OPPO Reno11 Aは、OPPO A79 5Gの2倍のRAM 8GBを搭載しています。4GBは最低限度、8GBは余裕があると言える容量です。4GBでもアプリを多く立ち上げたり、処理性能を求めるアプリを避ければ問題になりませんが、快適さを求めるのであればミドルレンジが優位です。

耐久性:OPPO Reno11 Aは防塵・防水性能が高い

防塵防水性能は、OPPO Reno11 AがIP65、OPPO A79 5GがIP54です。防塵・防水のどちらの性能もOPPO Reno11 Aの方が優れています。

防塵性能は、等級が上がるにつれて侵入する固形物が小さくなります。IP6Xは最上等級で一切の粉塵からの侵入を防ぎます。IP5Xは1.0mm未満の大きさの固形物の侵入の可能性があります。

防水性能も等級が上がるにつれて水の侵入を防ぎます。最上等級はIPX8です。IPX4もIPX5もあらゆる方向からの水の侵入を防ぎますが、IPX5の方が防水能力が高いです。

OPPO Reno11 Aは3.5mmオーディオジャック非搭載

これは、ミドルレンジと言うよりOPPO Reno11 Aに限った話ですが、OPPO Reno11 Aは、3.5mmオーディオジャックが非搭載です。歴代のOPPO Renoシリーズには搭載されていましたが、OPPO Reno11 Aで非搭載となりました。

その他:Wi-FiとBluetooth

OPPO Reno11 Aは、Wi-Fi 6(11ax)に対応しています。最大通信速度は、Wi-Fi6が9.6Gbps、Wi-Fi5(11ac)が6.9GbpsなのでWi-Fi6の方が約1.4倍高速です。ただし、Wi-Fi4(11n)の最大600Mbpsに比べると、Wi-Fi5は相当高速で実用的にも十分な通信速度です。

Bluetoothは、OPPO Reno11 Aが5.2、OPPO A79 5Gが5.3です。5.3は、5.2に比べると、消費電力が少なく、より品質の高い接続が可能とされています。

「OPPO Reno11 A」「OPPO A79 5G」のネットワークバンド比較

対応ネットワークバンドは、国内キャリアに対する繋がりやすさに差はありません。

機種名/Modelネットワークバンド
Reno11 A3GB1/2/4/5/8/19
4GB1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42
5GBn1/n3/n28/n41/n77/n78
A79 5G3GB1/2/4/5/6/8/19
4GB1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28/38/39/40/41/42
5GBn1/n3/n28/n41/n77/n78

「OPPO Reno11 A」「OPPO A79 5G」の外観比較

前面

両機種共にセルフィーにパンチホールが採用され似たデザインです。OPPO A79 5Gのパンチホールはやや大きめ。

OPPO Reno11 Aの方が下部ベゼル幅が狭く、画面占有率も高い(OPPO Reno11 Aが93.4%、OPPO A79 5Gが91.40%)のですっきりとした印象です。

背面

背面のデザインはほぼ同じですが、OPPO A79 5GはOPPO独自の背面加工「OPPO Glow(オッポグロウ)」は施されていません。

「OPPO Reno11 A」のキャンペーンまとめ

Amazon

Amazonでは、OPPO Reno11 Aが単体価格4.5万円、キャリア版SIMロック解除端末が3.5万円、OPPO A79 5Gが単体価格2.7万円、キャリア版SIMロック解除端末が約1.8万円です。

楽天市場

楽天市場では、OPPO公式ストアで48,800円です。OPPO公式楽天市場店やイーベストPC・家電館などで10%ポイント還元してる時あります。

ワイモバイル:OPPO Reno11 Aが最安12,960円~

ワイモバイルでは、OPPO Reno11 AがMNPで12,960円~、新規で18,000円~、機種変更で34,560円。OPPO A3 5G、OPPO A79 5Gが最安1円~。オンラインストアは、送料、事務手数料無料。

IIJmio:OPPO Reno11 Aが急速充電器付で29,800円

IIJmioでは、NMPでOPPO Reno11 Aが急速充電器付きで29,800円、OPPO A3 5Gが急速充電器付きで24,800円、OPPO A55s 5Gが110円となるキャンペーンを実施中(2025年3月31日まで)。

申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて
IIJmio 公式サイトの内容が正となります。

「OPPO Reno11 A」「OPPO A79 5G」の販路

まとめ

OPPO A79 5Gは、エントリーモデルのスマホながらおサイフケータイ(Felica)や防水防塵、急速充電など欲しい機能を一通り備えています。少し前までは、これらの機能が欲しければミドルレンジ以上のスマホを選ぶ必要があったので状況がずいぶんと変わりました。

一方で、ミドルレンジのOPPO Reno11 Aは、エントリーモデルに比べて性能や機能が格段に上昇しており、中でもカメラ性能とRAM容量に大きな差を感じます。ハイエンドモデル並みの処理性能を求めなければ、これ以上を求める必要性は少ないと感じさせないほどの充実ぶりです。

執筆時の単体価格は、OPPO Reno11 Aが約4.5万円、OPPO A79 5Gが約2.5万円で約2万円の差があります。OPPO A79 5Gは、回線セットなら1万円以下で入手が可能です。

スマホは、ミドルレンジ以上を選べば間違いありませんが、最新のエントリーモデルは、安価なだけでなく十分な性能と機能を備えています。自身の使い方に合うのであればエントリーモデルは良い選択肢となりそうです。

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