楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」は、データ消費量1GB以下なら月額料無料、楽天市場の買い物で+1%ポイント還元なので取り合えず1回線契約しといて特しかありません。
プラチナバンドがないのでメイン回線として使うには若干不安がありますが、データ通信用や予備回線、または通信速度が割と速いので自宅の固定回線の代わりとしても意外に使えます。
楽天モバイルの回線速度レビュー
楽天回線は日中に速度低下も高速を維持
下図は、毎時の回線速度(ダウンロード)をグラフ化にしたものです。計測日は平日です。
楽天回線は、日中に速度低下が見られますが15Mbps以上と高速を維持しており使用に不安は全くありません。それ以外の時間帯は非常に高速なので動画視聴も快適です。
これだけ快適であれば、データ無制限で月額3,278円というコスパの高さを活かし、ホームルーターを使った固定回線としても使えます。自宅で電波が入るならエリアの広さは気にする必要がなく、光回線よりも低料金で契約期間の縛りもありません。
※ 計測には10MBのファイルをダウンロードしています。一般的なスピードテストより小量のため速度が遅くなる傾向があります。参考値と思ってください。
パートナー回線の接続に注意
Rakuten UN-LIMIT VIは、楽天回線エリアとパートナー回線(au回線)エリアがあります。2つのエリアでは、使える高速データ通信容量に違いがあります。
エリア | エリアの通信速度 |
---|---|
楽天回線エリア | 高速でデータ無制限 |
パートナー回線エリア(国内) | 5GB超過後は最大1Mbpsで使い放題 |
パートナー回線エリア(海外) | 2GB超過後は最大128kbpsで使い放題 |
厄介なのことに2つのエリアは被っていて、楽天回線エリアに入っていてもパートナー回線に接続されることが割とあります。パートナー回線に接続されると恩恵を最大限に受けられなくなるので注意が必要です。
これを避けるには、楽天回線対応スマホを使うのがベストです。高い頻度で楽天回線に接続してくれます。逆に非対応スマホは、1度パートナー回線に接続されると楽天回線に接続され難いと感じます。
月間データ量が5GB以下という人なら気にする必要はありませんが、5GBを超える場合には確実に楽天回線対応スマホを使った方がいいです。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」は、段階性の料金プランです。データ消費量に応じて料金が変化します。2回線目以降は、1GB以下でも1,078円かかります。
Rakuten LINKアプリを使うと、日本国内の固定電話・携帯電話への通話料が無料です。SMS送信料もRakuten LINKアプリ経由なら無料で使い放題ですが、iOSはRakuten LINKアプリ経由でSMS送受信できないため有料になります。
尚、0円運用可能ですが、一定期間(180日)使わないと回線停止または自動解約となる場合があるので注意が必要です。
まとめ:楽天モバイルは得しかない
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」は、エリアやプラチナバンドを考えるとメイン回線として使うには若干不安が残りますが、逆に言えば、限定されたエリアであれば全く不安がありません。自宅が楽天回線エリア内なら使う価値は十分にあります。
維持費は最安0円、楽天市場の買い物で楽天ポイント+1%還元なので得しかありません。まだ使ってなければ1回線持っておくことをお薦めします。180日間使わないと回線停止または自動解約となる場合がある点だけは注意してください。
楽天モバイルはキャンペーンで端末が安く買えます。実質0円や1円の機種もあるので、契約時に一緒にスマホもチェックするといいと思います。