「AQUOS wish4」「AQUOS wish2」のスペック・外観比較

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「AQUOS wish4」は、シャープ製のエントリースマホ「AQUOS wishシリーズ」の2024年モデル。「AQUOS wish2」は、同シリーズの2022年モデルです。

AQUOS wish4は、AQUOS wish3まで共通して搭載されていた5.7インチ液晶から6.6インチの大型液晶となり、AQUOS wish2と印象が大きく変わっています。その他にもいくつか変更点があるので詳細を確認していきます。

「AQUOS wish4」「AQUOS wish2」の概要比較

機種名AQUOS wish4 SH-M27AQUOS wish2
OSAndroid 14Android 11
SoCMediaTek Dimensity 700Snapdragon 695 5G
内蔵
メモリ
4GB/64GB4GB/64GB UFS 2.1
外部
メモリ
microSDXC 最大1TBmicroSDXC 最大1TB
画面6.6インチ
TFT液晶
HD+ 720x1,612
90Hz
5.7インチ
液晶
HD+ 720x1,520
バッテリ5,000mAh3730mAh
本体
サイズ
167x76x8.8mm147x71x8.9mm
重量190g162g
背面
カメラ
広角 50MP F1.8
ProPix lite
13MP F2.0
前面
カメラ
8MP F2.08MP F2.0
Wi-Fia/b/g/n/aca/b/g/n/ac
Bluetooth5.35.1
コネクタUSB Type-CUSB Type-C
生体認証顔、指紋(側面)指紋(側面)
NFC対応対応
おサイフ
ケータイ
対応対応
テレビ--
耐久性IP65/IP68
MIL-STD-810H準拠の耐衝撃
IP65/IP67
MIL-STD-810H準拠の耐衝撃
SIMnanoSIM/eSIMnanoSIM/eSIM
その他3.5mmオーディオジャック3.5mmオーディオジャック
発売時期2024年7月2022年2月

スペックの主な違いは、画面SoCカメラバッテリ生体認証Bluetooth、です。また、本体サイズ重量が大きく異なります。

「AQUOS wish4」「AQUOS wish2」の詳細比較

「AQUOS wish4」は6.6インチ大型液晶搭載、90Hz対応

AQUOS wish4は、6.6インチの大型液晶を搭載しています。AQUOS wishシリーズは、初代AQUOS wishから3代目AQUOS wish3まで共通して5.7インチを搭載していたので大きな変化と言えます。

ディスプレイの大型化に伴い解像度が若干向上していますが、HD+ 720×1,612なのでシンプルに拡大されて表示されます。AQUOS wish2では表示が小さいと感じている人には大きくなって見やすいと感じるかもしれません。

リフレッシュレートは90Hz対応となり、AQUOS wish2の60Hzから向上しています。スクロールなどがこれまでよりなめら表示です。

「AQUOS wish4」はMediaTek Dimensity 700搭載

SoCDimensity 700Snapdragon 695 5G
CPUCortex-A76x2 2.2GHz
Cortex-A55x6 2.0GHz
Cortex-A78x2 2.2GHz
Cortex-A55x6 1.8GHz
プロセス技術7nm6nm
GPUMali-G57 MC2Adreno 619

AQUOS wish4のSoCは、Qualcomm SnapdragonからMediaTek Dimensityに変わっています。Dimensity 700は、型番的にミドルレンジですが、性能的にはエントリークラスです。一方、Snapdragon 695 5Gは、型番的にも性能的にもミドルレンジです。

SoCのスペックを比較すると、Snapdragon 695 5GはCortex-A78を2コア搭載しており明らか高性能であることがわかります。ベンチマークスコアでも明らかでSnapdragon 695 5Gの方が2割ほどよい結果を残しています。

これにより、AQUOS wish4の処理性能は、AQUOS wish2と比較するとシンプルにスペックダウンとなります。ただし、Dimensity 700は日常使いには不足ない性能を持っており、AQUOS wishシリーズがターゲットするライトユーザーなら問題ないと思います。

AQUOS wish2は、エントリー向けながらミドルレンジSoCを搭載したコスパの高いスマホだったと言えます。一方、AQUOS wish4は、質実共にエントリークラスなので適切と言えるかもしれません。

「AQUOS wish4」はメインカメラの性能向上

AQUOS wish4は、これまでと同じくシングルカメラ搭載ですが、画素数が50MP、F1.8へと向上しています。画質エンジンは、ProPix liteが新搭載です。

「AQUOS wish4」は5,000mAh搭載、充電時間も短縮

AQUOS wish4は、AQUOS wish2の約1.34倍となる5,000mAhのバッテリを搭載しています。連続通話時間は約3,200分、連続待受時間は約770時間となっており、AQUOS wish2からそれぞれ約4割、約1.5割向上しています。大型液晶搭載により消費電力は増えていますが、大容量バッテリ搭載によりバッテリ持ちは大きく向上しています。また、充電速度も3割程度は向上しているようです。

「AQUOS wish4」は顔・指紋認証対応

AQUOS wish4の生体認証は、顔・指紋に対応しています。AQUOS wish2は、指紋に対応していますが、顔は非対応です。

「AQUOS wish4」は防水等級が向上

AQUOS wish4は、防水等級がIPX8に向上しています。防塵等級は最上位のIP6X、耐衝撃性能も備えています。

「AQUOS wish4」は本体サイズと重量が大幅アップ

AQUOS wish4は、6.6インチ大型液晶を搭載したことにより本体サイズが大幅にアップしています。横幅5㎜、縦幅20mmなので、AQUOS wish2と同じ感覚で使うことは困難です。また、重量も28g増と大きく増えています。

ネットワークバンド比較

対応ネットワークバンドは、AQUOS wish4が4Gバンド28に対応していますが、国内キャリアに対する繋がりやすさにほぼ差はありません。

機種名/Modelネットワークバンド
AQUOS wish4 SH-M273GB1/5/8
4GB1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/28/38/39/40/41
5GBn1/n3/n7/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n79
AQUOS wish2 SH-51C3GB1/5
4GB1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/39
5GBn28/n77/n78/n79
AQUOS wish2 SHG083GB1/5/8
4GB1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/38/39/41
5GBn28/n77/n78
AQUOS wish2 A204SH3GB1/5/8
4GB1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/38/39/41
5GBn3/n28/n77/n78

外観比較

前面

AQUOS wish4は6.6インチ液晶搭載ということで本体サイズが大きくなりましたが、前面デザインはAQUOS wish2を踏襲しており、そのまま大きくなった印象です。

背面

本体デザインは、miyake design監修によりこれまでと一新しています。筐体には環境に配慮した再生プラスティック材を使用されているのがシリーズを通しての特徴です。

「AQUOS wish4」キャンペーンまとめ

楽天市場

楽天市場では、AQUOS wish4が単体価格35,700円。執筆時、楽天ビックやJoshin webなど複数店舗で10%ポイント還元してる時あります。

ワイモバイル

ワイモバイルでは、AQUOS wish4が新規・MNPで13,680円(S)、9,800円(M/L)、機種変更で24,480円。AQUOS wish3がMNPで最安1円、機種変更で6,800円。オンランストアは送料・事務手数料無料。

IIJmio

IIJmioでは、AQUOS wish4が通常価格33,800円。MNPなら19,800円となるキャンペーンを実施中。10月31日まで。

申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて
IIJmio 公式サイトの内容が正となります。

まとめ

AQUOS wish4は、6.6インチの大型液晶搭載やカメラ性能向上、バッテリ容量増などメリットが多いです。SoC性能が落ちるデメリットもありますが、Dimensity 700は、日常使いなら不足ない性能なのでライトユーザなら問題ないと思います。

大画面でありながら画面解像度はHD+を維持しているため、文字や画像の大きな表示を求めるシニアや子供向けにニーズがありそうです。ただし、横幅76mmと幅広なため使用者を選ぶかもしれません。

AQUOS wish2からの機種変更は、メリットも多いですが本体サイズが大きく変わる点に気を付けてください。

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