「OPPO Reno11 A」「moto g64 5G」のスペック・外観比較

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「OPPO Reno11 A」「moto g64 5G」は、ミドルレンジスマホの中でもコスパが高いと定評のある機種です。

両機種共に全部入りスマホなので必要な機能を一通り備えていますが、スペックにどのような違いがあるか詳しく比較してみます。

「OPPO Reno11 A」「moto g64 5G」の概要比較

機種名OPPO Reno11 Amoto g64 5G
OSColorOS 14
(Android 14)
Android 14
SoCDimensity 7050Dimensity 7025
内蔵
メモリ
8GB/128GB8GB/128GB
外部
メモリ
microSDXC 最大2TBmicroSDXC 最大1TB
画面6.7インチ
FHD+ 1080x2412
有機EL
120Hz
6.5インチ
液晶
FHD+ 1080x2400
120Hz
バッテリ5000mAh
67W急速充電
5000mAh
30W急速充電
本体
サイズ
162x75x7.6mm161.56x73.82x7.99mm
重量177g177g
背面
カメラ
広角 64MP F1.7
超広角 8MP F2.2
マクロ 2MP F2.4
広角 50MP F1.8
マクロ 2MP
前面
カメラ
32MP F2.416MP F2.4
Wi-Fia/b/g/n/ac/axa/b/g/n/ac
Bluetooth5.25.3
コネクタUSB 2.0 Type-CUSB 2.0 Type-C
生体認証指紋(画面内)、顔指紋(側面)、顔
NFC対応対応
おサイフ
ケータイ
対応対応
テレビ--
耐久性IP65IP52
SIMnanoSIMx2+eSIMnanoSIM+eSIM
その他-3.5mmオーディオジャック
発売時期2024年6月2024年6月

スペックの主な違いは、SoC画面カメラバッテリWi-FiBluetooth生体認証耐久性です。

「OPPO Reno11 A」「moto g64 5G」の詳細比較

SoC:OPPO Reno11 Aの方が高性能だが差は少ない

機種OPPO Reno11 Amoto g64 5G
SoCDimensity 7050Dimensity 7025
CPUCortex-A78x2 2.6GHz
Cortex-A55x6 2.0GHz
Cortex-A78x2 2.5GHz
Cortex-A55x6 2.0GHz
プロセス技術6nm6nm
GPUMali-G68 MC4IMG BXM-8-256

CPUは、高性能コアの周波数が異なるだけで構成は同じです。周波数の高いDiemsity 7050の方が高性能なのは明らかですが、AnTuTu 10のCPUスコアは、Mali-G68 MC4が約18万、BXM-8-256が約16万なので差は僅かです。

GPUのIMG BXM-8-256は、Imagination Technologies社の製品のようですが、あまり目にしたことがありません。一方、ARM社のMaliを冠する製品は、Dimensityによく採用されています。AnTuTu 10のGPUスコアは、Mali-G68 MC4が約11万、BXM-8-256が約7.8万で少し差があります。

SoCは、Dimensity 7050の方が性能が高く、特にGPUに少し差があります。Dimensity 7025は、ミドルレンジとしては十分な性能がありますが、GPUパワーを必要とするシーンではDimensity 7050の方がやや快適という感じです。

画面:OPPO Reno11 Aは有機EL、moto g64 5Gは液晶、共に120Hz対応

画面は、OPPO Reno11 Aが6.7インチ有機EL、moto g64 5Gが6.5インチ液晶という違いがあります。有機ELは低消費電力、軽量、色彩表現が豊かなどの特徴があるのに対し、液晶は値段が手ごろ、長寿命という特徴があります。一概にどちらの方が優れているとは言えませんが、上位機種には有機ELが搭載されていることが多いです。解像度は共にFHD+、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。

カメラ:超広角カメラが欲しいならOPPO Reno11 A

アウトカメラは、OPPO Reno11 Aが広角64MP+超広角8MP+マクロ2MPの3眼カメラ、moto g64 5gが広角50MP、マクロ2MPの2眼カメラです。また、インカメラは、OPPO Reno11 Aが32MP、moto g64 5gが16MPです。

また、OPPO Reno11 Aの動画撮影がアウト/インカメラ共に4K@30fpsに対応しているのに対し、moto g64 5gはアウトカメラがFHD@60fps、インカメラがFHD@30fpsです。

カメラは撮影できれば満足という考えならmoto g64 5g、充実したカメラ機能を求めるならOPPO Reno11 Aを選ぶといいかもしれません。

バッテリ:容量は同じ、急速充電能力に違い

バッテリ容量は、両機種共に5,000mAhを搭載しています。急速充電は、OPPO Reno11 Aが67W、moto g64 5gが30W対応と差があります。OPPO Reno11 Aは約48分でフルチャージ可能です。

耐久性:防水防塵等級に違い

防水防塵等級は、OPPO Reno11 AがIP65、moto g64 5gがIP52です。防塵・防水のどちらの等級もOPPO Reno11 Aの方が優れています。

防塵性能は、等級が上がるにつれて侵入する固形物が小さくなります。IP6Xは最上等級で一切の粉塵からの侵入を防ぎます。IP5Xは1.0mm未満の大きさの固形物の侵入の可能性があります。

防水性能も等級が上がるにつれて水の侵入を防ぎます。最上等級はIPX8です。IPX5はあらゆる方向からの水の侵入を防ぎますが、IPX2は進入角度によっては浸水リスク高まります。

OPPO Reno11 Aは浸水リスクを気にする必要は少なそうですが、moto g64 5gは水没は勿論ですが、強い雨の下や濡れた手で触るのは避けた方が無難かもしれません。

オーディオ:moto g64 5gはステレオスピーカー、3.5㎜オーディオジャック搭載

オーディオは、moto g64 5gがステレオスピーカー+3.5㎜オーディオジャック搭載に対して、OPPO Reno11 Aがモノラルスピーカ+3.5㎜オーディオジャック非搭載です。この点だけは、明確にmoto g64 5gにアドバンテージがあります。

ネットワークバンド比較

対応ネットワークバンドは、繋がりやすさにほぼ差はありませんが、moto g64 5gが3Gバンド19に非対応なのでドコモのFOMA SIMを使う場合だけ注意が必要です(FOMA SIMを認識するかは不明)。

機種名/Modelネットワークバンド
Reno11 A3GB1/2/4/5/8/19
4GB1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42
5GBn1/n3/n28/n41/n77/n78
moto g64 5G3GB1/2/4/5/8
4GB1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28/38/41/42
5GBn1/n3/n28/n41/n77/n78

「OPPO Reno11 A」「moto g64 5G」の外観比較

前面

OPPO Reno11 Aが6.7インチ有機EL、moto g64 5gが6.5インチ液晶を搭載していますが、本体サイズはほぼ同じです。

背面

「OPPO Reno11 A」のキャンペーンまとめ

Amazon

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「moto g64 5g」のキャンペーンまとめ

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まとめ

OPPO Reno11 Aは、SoC性能が高く、有機EL、カメラ性能、67W急速充電対応など機能がとても充実しています。一方、moto g64 5gはOPPO Reno11 Aと比較すると全体的に見劣りしますが、ミドルレンジとして十分な性能があり、OPPO Reno11 Aにはないステレオスピーカーや3.5ミリオーディオジャックを搭載しています。

価格面では、単体価格で約1万円の差があり、機能差を考えれば妥当と言える価格差です。セット価格では、両機種をラインナップしているIIJmioで6,000円の差がありますが、OPPO Reno11 Aに急速充電器が付属していることを考えるとOPPO Reno11 Aの方がお得かもしれません。

両機種共に必要十分な機能と性能を有しているので用途や価格と相談して選べばよいと思います。

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