OPPO「Reno7 A」「Reno5 A」のスペック、外観などの比較です。
「Reno7 A」「Reno5 A」スペック比較
スペック比較
機種名 | OPPO Reno7 A | OPPO Reno5 A |
---|---|---|
OS | ColorOS 12 (Android 11) | ColorOS 11 (Android 11) |
SoC | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 765G |
内蔵 メモリ | 6GB/128GB UFS 2.2 | 6GB/128GB |
外部 メモリ | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大1TB |
画面 | 6.4インチ FHD+ 1080x2400 有機EL | 6.5インチ FHD+ 1080x2400 LCD液晶 |
バッテリ | 4500mAh 18W急速充電 | 4000mAh 18W急速充電 |
本体 サイズ | 157.9x73.4x7.6mm | 162.0x74.6x8.2mm |
重量 | 175g | 182g |
背面 カメラ | 広角 48MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 | 広角 64MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 モノクロ 2MP F2.4 |
前面 カメラ | 16MP F2.4 | 16MP F2.0 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
コネクタ | USB 2.0 Type-C | USB 2.0 Type-C |
生体認証 | 指紋(画面内)、顔 | 指紋(背面)、顔 |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
テレビ | - | - |
耐久性 | IP68 | IP68 |
SIM | nanoSIMx2+eSIM nanoSIM+eSIM(au/UQ、ワイモバイル) | nanoSIMx2+eSIM nanoSIM(ワイモバイル) |
その他 | 3.5mmオーディオジャック | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 2022年6月 | 2021年6月 |
OPPO Reno7 Aは、OPPO Reno AシリーズとしてReno5 Aの後継機種になります。
主なスペックの変更点は、SoC、ディスプレイ、カメラ、バッテリ容量、指紋認証、搭載可能SIM。
SoC
SoCは、Snapdragon 695 5Gに変わっています。ハイミドルの765Gからミドルの695 5Gにクラスダウンしていますが、性能的にはほぼ同等です。
SoC | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 765G |
---|---|---|
CPU | Cortex-A78x2 2.2GHz Cortex-A55x6 1.8GHz | Cortex-A76x1 2.4GHz Cortex-A76x1 2.2GHz Cortex-A55x6 1.8GHz |
GPU | Adreno 619 | Adreno 620 |
プロセス技術 | 6nm | 7nm |
CPUはSnapdragon 765Gの方が周波数が高いですが、Snapdragon 695 5Gの方がプロセス技術が新世代なので単純な比較は困難です。GPUのAdreno 619はSnapdragon 480 5Gにも搭載されているので高性能なGPUというものではありません。型番的にAdreno 620の方が上位です。
ベンチマークスコアをみると、CPUはSnapdragon 695 5G、GPUはSnapdragon 765Gが好成績ですが差は僅か。総合はほぼ同等です。普段の操作にはSnapdragon 695 5G、ゲームやマルチメディアにはSnapdragon 765 5Gの方がやや快適に動作するといった感じです。
動画撮影性能が落ちているという話も聞きますが、ミドルレンジのスマホであることを考えると需要として大きな問題にならないと考えます。
ディスプレイ
ディスプレイパネルは、初代~Reno3 Aまで有機EL、Reno5 AでLCD液晶に変更されましたが、Reno7 Aで再び有機EL搭載となっています。
カメラ
OPPO Reno7 Aの背面カメラは、広角+超広角+マクロの3眼カメラなのでOPPO Reno5 Aの方が高スペックです。モノクロカメラが削除され、メインカメラの画素数も64MP→48MPへと画素数が下がっています。
前面カメラは画素数は同じですが、F2.0→F2.4へとスペックダウンしています。
OPPO Reno Aシリーズは、カメラが綺麗に撮れると評判だっただけに、カメラのスペックダウンは非常に残念です。メインカメラの48MPは十分高画素なので妥協できますが、モノクロカメラを削るならマクロカメラを削った方が実用性は高かったのではないかと感じます。
バッテリ容量
バッテリ容量は4,500mAhへと増量されています。省電力なSnapdragon 695 5Gや有機ELの搭載と合わせ、バッテリ持ちは大いに期待できます。
バッテリ容量は増えていますが、重量が7g減り、ボディサイズも若干コンパクトになっています。
指紋認証
指紋認証はReno3 A以来となる画面内指紋認証を搭載しています。
指紋認証はよく使われる機能だけに、認証方式の変更に振り回されるのは好ましくありません。機種変する場合には気を付けたいポイントです。
搭載可能SIM
オープン市場向けモデルの搭載可能SIMはnanoSIMx2+eSIMで変わりませんが、キャリアモデル(au/UQ mobile、ワイモバイル)がnanoSIM+eSIMでデュアルSIM対応となっています。
対応バンド比較
機種名/Model | ネットワークバンド | |||
---|---|---|---|---|
Reno7 A | 3G | B1/4/5/6/8/19 | ||
4G | B1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42 | |||
5G | Bn3/n28/n41/n77/n78 | |||
Reno5 A | 3G | B1/2/4/5/6/8/19 | ||
4G | B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/39/40/41 | |||
5G | Bn3/n28/n77/n78 |
OPPO Reno7 Aは、キャリアモデル/オープン市場モデルで対応バンドに違いがありません。
Reno5 AからLTEバンド7が削除、5Gバンドn41が追加されていますが、国内での繋がりやすさに差はありません。
外観比較
前面
パンチホール、やや広めな下部ベゼルなど全体的なデザインは変わりません。画面サイズが0.1インチ小さくなり、一回りほど小型化しています。
背面
背面カメラの数が減りましたが、カメラの存在感が強調されるデザインです。指紋認証は背面から画面内に変更となっています。
まとめ:進化に見えて実は退化?
OPPO Reno7 Aは、Reno5 Aに比べると変更点が多いですが、Reno3 Aまで遡って比べると、実質的に強化されたのはバッテリ容量と搭載可能SIMくらいです。
OPPO Reno7 A、Reno5 A、Reno3 Aの比較
機種名 | OPPO Reno7 A | OPPO Reno5 A | OPPO Reno3 A |
---|---|---|---|
OS | ColorOS 12 (Android 11) | ColorOS 11 (Android 11) | ColorOS 7.1 (Android 10) |
SoC | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 765G | Snapdragon 665 |
内蔵 メモリ | 6GB/128GB UFS 2.2 | 6GB/128GB | 6GB/128GB |
外部 メモリ | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大256GB |
画面 | 6.4インチ FHD+ 1080x2400 有機EL | 6.5インチ FHD+ 1080x2400 LCD液晶 | 6.44インチ FHD+ 1080x2400 有機EL |
バッテリ | 4500mAh 18W急速充電 | 4000mAh 18W急速充電 | 4025mAh |
本体 サイズ | 157.9x73.4x7.6mm | 162.0x74.6x8.2mm | 160.9x74.1x8.2mm |
重量 | 175g | 182g | 175g |
背面 カメラ | 広角 48MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 | 広角 64MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 モノクロ 2MP F2.4 | 48MP F1.7 超広角 8MP 119度 F2.2 モノクロ 2MP F2.4 深度 2MP F2.4 |
前面 カメラ | 16MP F2.4 | 16MP F2.0 | 16MP F2.0 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 | 5.0 |
コネクタ | USB 2.0 Type-C | USB 2.0 Type-C | USB Type-C |
生体認証 | 指紋(画面内)、顔 | 指紋(背面)、顔 | 指紋(画面内)、顔 |
NFC | 対応 | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 | 対応 |
テレビ | - | - | - |
耐久性 | IP68 | IP68 | IP68 |
SIM | nanoSIMx2+eSIM nanoSIM+eSIM(au/UQ、ワイモバイル) | nanoSIMx2+eSIM nanoSIM(ワイモバイル) | nanoSIMx2 nanoSIM(ワイモバイル) |
その他 | 3.5mmオーディオジャック | 3.5mmオーディオジャック | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 2022年6月 | 2021年6月 | 2020年6月 |
OPPO Reno7 Aは、全体的に見れば、高性能SoC、有機ELディスプレイ、大容量バッテリ、6GB RAM、適度なサイズと重量などバランスが取れ、おサイフケータイや防水防塵も備える良機種です。単体価格で4万円台前半、MVNOの端末セットで2万円前後と手頃な価格も健在です。
Reno5 Aから機種変するほどではありませんが、初代Reno AやReno3 Aからの機種変には最適な機種だと思います。
「OPPO Reno7 A」の販路
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