「AQUOS sense6」「AQUOS sense4」のスペック、外観比較

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シャープ製「AQUOS sense6」「AQUOS sense4」のスペック、外観などの比較です。

「AQUOS sense6」「AQUOS sense4」の比較

スペック比較

機種名AQUOS sense6 SH-M19AQUOS sense4 SH-M15
OSAndroid 11Android 10
SoCSnapdragon 690 5GSnapdragon 720G
内蔵
メモリ
4GB/64GB UFS 2.2
6GB/128GB UFS 2.2
4GB/64GB
外部
メモリ
microSDXC 最大1TBmicroSDXC 最大1TB
画面6.1インチ
有機EL
FHD+ 1,080x2,432
5.8インチ
液晶
FHD+ 1,080x2,280
バッテリ4570mAh
USB PD 3.0
4570mAh
USB PD
本体
サイズ
152x70x7.9-9.2mm148x71x8.9mm
重量156g177g
背面
カメラ
48MP 26mm F1.8
8MP 15mm F2.4
8MP 53mm F2.4
ProPix3
12MP F2.0 24mm
12MP F2.4 18mm
8MP F2.4 53mm
ProPix2
前面
カメラ
8MP 26mm F2.08MP 26mm F2.0
Wi-Fia/b/g/n/aca/b/g/n/ac
Bluetooth5.15.1
コネクタUSB Type-CUSB Type-C
生体認証指紋(画面内)、顔認証指紋(側面)、顔認証
NFC対応対応
おサイフ
ケータイ
対応対応
テレビ--
耐久性IP65/IP68
MIL-STD-810H準拠の耐衝撃
IP65/IP68
MIL-STD-810H準拠の耐衝撃
SIMnanoSIM+eSIM DSDVnanoSIMx2 DSDV
その他3.5mmオーディオジャック3.5mmオーディオジャック
発売時期2021年11月2020年11月

AQUOS sense6とsense4は、共にAQUOS senseシリーズのミドルレンジスマートフォンです。発売時期で1年、シリーズとして2世代(4→5G→6)離れています。

主な変更箇所は、SoC、画面、背面カメラと重量です。細かい箇所では指紋認証が物理ボタンから画面内指紋認証に変更、3.5mmイヤホンマイク端子が上部から下部に移動されています。

Snapdragon 690 5Gは型番的に720Gより低ランクになりますが、基本性能はほぼ同等、GPU性能は若干720Gが上です。普段使いで性能差を感じることは恐らくないです。

画面サイズが若干大きくなり、解像度も上がっています。それに伴いsense4に比べ縦長になっていますが、幅と厚さは減っています。また、重量が-20gと大きく減少しているところが大きな変化です。

背面カメラは、変わらず標準、超広角、望遠の3眼カメラ構成ですが、標準と超広角の2つのカメラが変更されています。標準カメラは48MP F1.8でこれまでより鮮明かつ高精細な撮影が可能となります。超広角カメラの画素数が下がりましたが画角は広くなっています。また画質エンジンがProPix2からProPix3にバージョンアップしています。

AQUOS sense6は、処理性能に大きな変化がありませんが、画面が若干大きく解像度も向上しながら重量20g減と使い勝手や携帯性が大きく増し良い進化を遂げています。バッテリは同量、おサイフケータイや生体認証、防水防塵など基本機能が引き続き実装されているので、これまでと変わらない使い方が出来そうです。

ネットワークバンド比較

機種名/Modelネットワークバンド
AQUOS sense6 SH-M193GB1/5/8
4GB1/3/5/8/18/19/38/39/41/42
5GBn3/n28/n77/n78/n79
AQUOS sense6 楽天モバイル3GB1/2/5
4GB1/2/3/5/12/17/18/19/38/39/41/42
5GBn3/n77/n78
AQUOS sense4 SH-M153GB1/5/6/8/19
4GB1/3/5/8/12/17/18/19/39/41
5G非対応

AQUOS sense6は、対応バンドがいくつか削られています。中でも3Gバンド19がなくなり、FOMA SIMでの運用が限定的となっています。

AQUOS sense6のSIMフリーモデルには楽天モバイル版もありますが、対応バンドが異なります。ドコモとauのLTE主要バンドに対応していますが、ソフトバンクのプラチナバンド(LTEバンド8)に非対応です。

外観比較

前面

AQUOS sense6は、縦長と4辺の狭ベゼル幅で非常にスリムな印象です。横幅と厚みが1mm減り、ホールド感が良くなっています。

3.5mmイヤホンマイク端子が上部から下部に移動されています。好みが分かれる箇所かもしれません。

背面

背面デザインは変わりません。アンテナラインが細くなったくらいです。

「AQUOS sense6」のメリット、デメリット

  • 軽量156g
  • 画面サイズと解像度アップで使い勝手向上
  • メインカメラの性能向上
  • 5G通信対応

AQUOS sense6の最大のメリットは、156gの重量です。最近の機種はバッテリの増量と共に重量が増加し170gを超える機種が大半なので156gは相当軽いです。軽さの割に6.1インチの大画面ディスプレイを搭載しているので使い勝手は非常にいいです。大画面で軽量な機種を求めるならAQUOS sense6は選ぶ価値があります。

メインカメラは48MP F1.8となり、これまでより鮮明かつ高解像な撮影が出来、暗所での撮影にも強くなっています。ただし、通常の撮影であれば12MPあれば十分ですし、カメラ重視で選ぶのであればカメラ機能の評価の高い他社スマホの方がお薦めします。

  • 画面内指紋認証の精度に不安

AQUOS sense6のデメリットと言う程かわかりませんが、画面内指紋認証の精度に若干不安があります。

AQUOS sense6の画面内指紋認証は光学式です。画面内指紋認証には主に光学式と超音波式が採用されていますが、光学式は超音波式に比べ「製造コストが安い」「認証速度が遅い」「認識精度が低い」という特徴があります。ミドルクラスに搭載されている画面内指紋認証はだいたい光学式なので同様の不安があります。

光学式は、経験的に室内の使用なら問題ありませんが、野外(特に日差しの強い場所)だと認証の失敗率が高いです。指紋認証の他に顔認証も搭載されているので指紋認証の精度が悪いと感じたら顔認証をお薦めします。

「AQUOS sense6」の販路

まとめ:AQUOS sense4から買い替えの必要性は低い

AQUOS sense6は、機種としては全部入りの軽量スマートフォンとして完成度は非常に高いです。

AQUOS sense4からは画面性能やカメラ機能が向上していますが、処理性能はほぼ同等なので買い替えを検討する必要性は低いです。現在AQUOS sense4利用者でサイズや重量に不満を感じるなら買い替えるメリットはあります。

AQUOS senseシリーズは、必要十分がコンセプトのスマートフォンです。AQUOS sense4で「スタミナ」、AQUOS sense6で「軽量」と順当に進化も果たし、普段使いであれば機能面や性能面で不足を感じることはまず無いと思います。興味があればチェックしてみてください。

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