ワイモバイル「AQUOS wish」「かんたんスマホ2+」のスペック、外観比較

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ワイモバイル「AQUOS wish」「かんたんスマホ2+」のスペック、外観などの比較です。

「かんたんスマホ2+」「AQUOS wish」の比較

スペック比較

機種名かんたんスマホ2+AQUOS wish SH-M20
OSAndroid 12Android 11
SoCMediatek Helio A22Snapdragon 480 5G
内蔵
メモリ
3GB/32GB4GB/64GB UFS 2.1
外部
メモリ
microSDXC 最大512GBmicroSDXC 最大1TB
画面5.6インチ 有機EL
HD+ 720x1420
5.7インチ TFT
HD+ 720x1,520
バッテリ3300mAh3730mAh
USB PD 3.0
本体
サイズ
159x71x8.9mm147x71x8.9mm
重量151g162g
背面
カメラ
13MP13MP F2.0
前面
カメラ
5MP8MP F2.0
Wi-Fia/b/g/n/aca/b/g/n/ac
Bluetooth5.25.1
コネクタUSB Type-CUSB Type-C
生体認証-指紋(側面)
NFC-対応
おサイフ
ケータイ
-対応
テレビ--
耐久性IP65/68
MIL規格準拠
IP65/IP67
MIL規格の18項目に準拠
SIMnanoSIM/eSIMnanoSIM+eSIM
その他3.5mmオーディオジャック3.5mmオーディオジャック
発売時期2022年3月2022年2月

主なスペックの違いは、SoCバッテリ内蔵メモリ生体認証NFCおサイフケータイと基礎部分から付加機能まで多くあります。

Snapdragon 480 5Gは、Helio A22に対し、AnTuTu Benchmarkで3倍以上ハイスコアです。RAM容量、バッテリ容量などを含め、基礎性能はAQUOS wishの方が高いです。また、AQUOS wishには、生体認証(指紋)、NFC/Felicaが搭載されています。

同時期に発売された両機種ですが、全体的に数世代の違いを感じます。専用設計と汎用設計なので単純な比較が難しいですが、それを差し引いても「かんたんスマホ2+」はお薦めし辛いというのが個人としての意見です。

対応バンド比較

機種名/Modelネットワークバンド
かんたんスマホ2+3GB1/8
4GB1/3/8
5G非対応
AQUOS wish A104SH3GB1/8
4GB1/3/8/18/19/39/41
5GBn3/n28/n77/n78

AQUOS wishは、5G通信に対応。3キャリアのLTEプラチナバンドにも対応しています。

かんたんスマホ2+は、5G通信に非対応。ソフトバンク回線以外で使うのは難があります。

外観比較

かんたんスマホ2+は画面下に物理ボタンがある分だけ縦長サイズです。横幅と厚みは同サイズです。

AQUOS wishの方が小型ですが画面サイズが若干大きいです。ただし、縦方向の解像度の違いだけなので、文字は基本的に同サイズで表示されます。

かんたんスマホ2+のメリット・デメリット

かんたんスマホ2+のメリット

  • シニア向けの安心設計
  • 専用ボタンがわかりやすい
  • 抗菌・抗ウイルスボディで安心

かんたんスマホ2+のメリットは、シニア向けに設計され、ケータイのようなわかりやすいトップ画面デザインや慣れ親しんだ専用ボタンが用意されていることです。

アイコンやボタンの一つ一つが大きくデザインされているので押し間違え難く、至る所でシニア向けに配慮されたデザイン設計が為されています。

画面下に配置されている専用ボタンは、ケータイと同じ感覚のボタン操作なのでスマホに慣れていない人にも馴染みやすいです。着信時には光って電話やメールをお知らせしてくれます。

かんたんスマホ2+のデメリット

  • コスパが悪い
  • 将来的な性能に不安

かんたんスマホ2+は、コスパが非常に悪いです。実売2万円前後にも関わらず、性能はエントリークラス下位かつNFCや生体認証の搭載がありません。

かんたんスマホ2+は、「かんたんスマホ2」の発売から約1年半が経過して登場した後継機種ですが、スペックはほぼ変わっていません。かんたんスマホ2の発売当時でも低めのスペックだっただけに、この先2-3年使っていくにはやや不安を感じます。

AQUOS wishのメリット・デメリット

AQUOS wishのメリット

  • コスパが高い
  • 生体認証(指紋)が使える
  • NFC搭載でマイナンバーカードの読込可

AQUOS wishのメリットは、コスパの高さです。実売1万円台前半ですが、高性能なSnapdragon 480 5Gを搭載しているので処理性能に余裕があります。生体認証(指紋)も搭載しています。

NFC搭載でマイナンバーカードの読み取りが可能です。高齢者の方は身分証明書としてマイナンバーカードを取得しておくと何かと便利です。スマホで読み取りできれば必要な際の手続きが簡単に済ませられます。

AQUOS wishのデメリット

  • シニア向けに設計されたスマホではない

AQUOS wishは、シニア向けに設計されたスマホではありません。かんたんスマホ2+に比べれば、馴染みやすさでは劣ります。

しかし、かんたんスマホ2+は、シニア向けにデザインされたスマホと言ってもケータイとは大きく違います。どうしてもスマホへの慣れが必要です。

AQUOS wishは、シニア向けに設計されたスマホではありませんが、スマホに慣れない人向けの機能が用意されています。「かんたんホーム」です。

「かんたんホーム」に切り替えると、ホーム画面がかんたんスマホ2+のようなシンプルなデザインになります。アイコンが大きく数が絞られるので認識しやすくなります。ホーム画面がシンプルになるだけでスマホの取っ付きやすさ大きく向上します。

ただし、文字入力のデザインなどは従来通りなので専用設計のスマホには及びません。かんたんスマホ2+以上に慣れが必要です。

AQUOS sense4をかんたんホームで使っている70代の家族がいますが、大きな支障なく使えています。文字入力でフリック入力が苦手のようです。ケータイのようなトグル入力に切り替えてあげるといいと思います。

まとめ:使えそうならAQUOS wishがお薦め

ワイモバイル「かんたんスマホ2+」は、シニア向けに色々と配慮されたスマホです。スマホを初めて使う人や周りに相談する人がいないなどの場合、かんたんスマホ2+は良い選択だと思いますが、かんたんスマホ2+は低性能でコスパが悪いです。

「AQUOS wish」は、シニア向けに設計されたスマホではありませんが、かんたんホームにすればスマホに慣れていない人でも支障なく使えます。

シニア向けというだけで無条件にかんたんスマホ2+を選ぶのは得策ではありません。両機種を吟味してみて、使えそうならAQUOS wishをお薦めします。

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