「AQUOS wish」「arrows We」のスペック、外観比較

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シャープ「AQUOS wish」、富士通「arrows We」のスペック、外観などの比較です。

「AQUOS wish」「arrows We」の比較

スペック比較

機種名AQUOS wish SH-M20arrows We
OSAndroid 11Android 11
SoCSnapdragon 480 5GSnapdragon 480 5G
内蔵
メモリ
4GB/64GB UFS 2.14GB/64GB
外部
メモリ
microSDXC 最大1TBmicroSDXC 最大1TB
画面5.7インチ TFT
HD+ 720x1,520
5.7インチ
HD+(720x1,520)
バッテリ3730mAh
USB PD 3.0
4000mAh
USB PD
本体
サイズ
147x71x8.9mm147x71x9.4mm
重量162g172g
背面
カメラ
13MP F2.0広角 13MP F2.2
マクロ 1.9MP F2.2
前面
カメラ
8MP F2.05MP F2.2
Wi-Fia/b/g/n/aca/b/g/n/ac
Bluetooth5.15.1
コネクタUSB Type-CUSB Type-C
生体認証指紋(側面)指紋(背面)
NFC対応対応
おサイフ
ケータイ
対応対応
テレビ--
耐久性IP65/IP67
MIL規格の18項目に準拠
IP65/IP68
MIL-STD-810Hの23項目に準拠
SIMnanoSIM+eSIMnanoSIM(ドコモ、au)
nanoSIM/eSIM(ソフトバンク)
その他3.5mmオーディオジャック3.5mmオーディオジャック
発売時期2022年2月2021年12月

SoCにSnapdragon 480 5G搭載以外にも共通する項目の多い2機種ですが、バッテリ容量カメラに特徴的な違いがあります。

バッテリ容量に若干の差があり、それに付随してか重量や厚みにも差があります。arrows Weはバッテリ容量が若干多い代わりに重くて厚く、AQUOS wishはバッテリ容量が若干少ない代わりに軽くて薄いのが特徴と言えます。

背面カメラは、AQUOS wishがシングルカメラ、arrows Weがデュアルカメラです。メインカメラの画素数は同じですが、AQUOS wishの方が明るいレンズなので暗所撮影に若干強いです。arrows Weはマクロレンズを追加搭載していますが、実用性より趣味性の方が強いカメラです。前面カメラは、AQUOS wishの方が高性能です。

普段使いで考えれば同性能と考えて差し支えない程度の違いです。発売されるキャリアに注意が必要です。

尚、AQUOS wishはau/UQ mobile、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル、MVNOから、arrows Weは3キャリアから発売されます。対応SIMはキャリアモデルにより異なります。SIMフリーですがキャリア毎に対応バンドに違いがあります。

2022年1月11日追記:AQUOS wishはソフトバンク(ワイモバイル)から発売と発表がありました。
2022年1月19日追記:AQUOS wishは楽天モバイルから発売と発表がありました。
2022年2月9日追記:AQUOS wishはMVNOから発売と発表がありました。

対応バンド比較

機種名/Modelネットワークバンド
AQUOS wish SH-M203GB1/2/5/6/8/19
4GB1/2/3/5/7/8/18/19/28/38/39/41
5GBn3/n28/n77/n78/n79
AQUOS wish SHG063G不明
4GB1/3/8/18/19/41
5GBn28/n77/n78
AQUOS wish A104SH3GB1/8
4GB1/3/8/18/19/39/41
5GBn3/n28/n77/n78
AQUOS wish SH-RM203GB1/2/5/6/8/19
4GB1/2/3/5/7/8/18/19/28/38/39/41
5GBn3/n28/n77/n78/n79
arrows We F-51B3G不明
4GB1/3/19/42
5GBn78/n79
arrows We FCG013G不明
4GB1/3/18/26/28/42
5GBn28/n77/n28
arrows We 202F3GB1/8
4GB1/3/8/18/19/26
5GBn3/n28/n77/n78/

AQUOS wishはSIMフリー(SH-M20)とキャリアモデル(SHG06、A104SH、SH-RM20)がありますが、どちらも4キャリアのLTEプラチナバンドに対応しています。3G回線、5G回線の対応は若干異なります。

arrows Weは、SIMフリーですがキャリア毎に対応バンドが異なります。ソフトバンク版のみ他キャリアのLTEプラチナバンドに対応しています。他キャリアのVoLTE対応は未確認。

外観比較

前面

同型ディスプレイ搭載、縦横幅は同じ、ベゼル幅は同程度、ノッチ採用でほぼ同じデザインです。

背面

指紋認証センサーは、AQUOS wishは側面、arrows Weは背面に配置されています。

「AQUOS wish」のメリット、デメリット

メリット:軽さとカメラ性能

AQUOS wishのメリットは、軽さカメラ性能です。

近年のスマホの大画面化、バッテリの大容量化の伴い重量も増えているので、軽いというのはそれだけで大きなメリットです。その代わりとしてバッテリ容量は4000mAh未満とやや少なめですが、SoCや画面仕様を考慮すれば妥当な容量です。

背面カメラは単眼ですが、arrows Weより明るいレンズを搭載されています。マクロカメラの搭載はありませんが、普段使いで考えればメインカメラの高性能な方が使い勝手がいいです。前面カメラも高性能です。ただし、シャープのスマホカメラは良く言って普通なのでカメラを期待して選んではいけません。

デメリット:バッテリ容量とドコモから未発売

AQUOS wishのデメリットは、バッテリ容量発売キャリアです。

arrows Weに比べバッテリ容量が少ない点です。性能を考えれば容量3730mAhあれば十分と考えますが、ライバル機と比較すると見劣ります。

また、ドコモから未発売です。arrows Weは3キャリアから選べます。他社で端末だけ購入すれば使えますが、3G回線の対応状況から楽天モバイル版を選ぶのが無難です。

「arrows We」のメリット、デメリット

メリット:バッテリ容量とキャリアの選択肢

arrows Weのメリットは、バッテリ容量キャリアの選択肢の多さとです。

バッテリ容量がAQUOS wishより若干多い分バッテリ持ちも期待できます。大きい差ではないですが大きなメリットと言えます。

また、3キャリアから発売されているのでスマホデビュー用の端末などに選べます。

デメリット:カメラ性能がやや劣る

arrows Weのデメリットは、カメラ性能がやや劣る点です。メインカメラの画素数は同じですがAQUOS wishの方が明るいレンズを搭載しています。室内や暗所では期待通りに撮影できない可能性があります。マクロカメラが搭載されていますが実用的でなく、前面カメラは画素数で劣ります。

尚、4キャリアのLTEプラチナバンドに対応しているAQUOS wishと違い、arrows Weのソフトバンク版以外は他社LTEプラチナバンドに非対応なので回線の種類を選ぶという注意点があります。

まとめ:性能と機能は必要十分なスマホ

AQUOS wishとarrows Weは、高性能なSnapdragon 480 5Gを搭載しているので基本性能が高く普段使いで性能不足を感じる心配はありません。またおサイフケータイ、防水防塵、指紋認証を備えているので機能面でも心強いです。ライトユーザには最適なスマホと言えます。

両機は、重量、本体サイズ(厚さ)、バッテリ容量に若干の差はありますが大きな差ではありません。どちらを選んでも使用感に差を感じないと思います。AQUOS wishはドコモからの発売がない点にだけ注意が必要です。

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