シャープ製「AQUOS wish」「AQUOS sense6」のスペック、外観などの比較です。
「AQUOS wish」「AQUOS sense6」の比較
スペック比較
機種名 | AQUOS wish SH-M20 | AQUOS sense6 SH-M19 |
---|---|---|
OS | Android 11 | Android 11 |
SoC | Snapdragon 480 5G | Snapdragon 690 5G |
内蔵 メモリ | 4GB/64GB UFS 2.1 | 4GB/64GB UFS 2.2 6GB/128GB UFS 2.2 |
外部 メモリ | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大1TB |
画面 | 5.7インチ TFT HD+ 720x1,520 | 6.1インチ 有機EL FHD+ 1,080x2,432 |
バッテリ | 3730mAh USB PD 3.0 | 4570mAh USB PD 3.0 |
本体 サイズ | 147x71x8.9mm | 152x70x7.9-9.2mm |
重量 | 162g | 156g |
背面 カメラ | 13MP F2.0 | 48MP 26mm F1.8 8MP 15mm F2.4 8MP 53mm F2.4 ProPix3 |
前面 カメラ | 8MP F2.0 | 8MP 26mm F2.0 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
生体認証 | 指紋(側面) | 指紋(画面内)、顔認証 |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
テレビ | - | - |
耐久性 | IP65/IP67 MIL規格の18項目に準拠 | IP65/IP68 MIL-STD-810H準拠の耐衝撃 |
SIM | nanoSIM+eSIM | nanoSIM+eSIM DSDV |
その他 | 3.5mmオーディオジャック | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 2022年2月 | 2021年11月 |
主なスペックの違いは、SoC、画面、背面カメラ、バッテリ、生体認証です。
SoCは、型番上ではSD 690 5Gの方が上位クラスですが、ベンチマーク結果はCPU性能はSD 690 5G、GPU性能はSD 480 5Gの方が高性能、総合力でほぼ同等。普段使いならほぼ同性能と考えて差し支えない性能差です。
画面仕様と背面カメラは両機で大きく異なります。sense6が6.1インチのFHD+、3眼カメラに対し、wishが5.7インチのHD+、1眼カメラです。
生体認証は、sense6が指紋認証と顔認証、wishが指紋認証に対応しています。指紋認証は、sense6が画面内、wishが側面に物理センサーボタンと実装方法にも違いがあります。
ミドルレンジのAQUOS sense6に対しエントリークラスのAQUOS wishということで、sense6の方が全体的にスペックが充実しています。画面仕様と背面カメラの差が大きく、特に画面解像度の差は使い勝手に大きく影響するので機種選択時に考慮すべき重要な要素となります。
外観比較
前面
AQUOS wishはベゼル幅が広く、sense5G以前のデザインに近いです。AQUOS sense6は縦長ですが幅狭で薄いです。
背面
カメラは共に左上部、おサイフケータイはwishが中心部やや上、sense6がカメラ位置に配置されています。ボディ素材の違いによりAQUOS sense6にはアンテナラインがあり、AQUOS wishにはありません。
「AQUOS wish」のメリット、デメリット
メリット:必要十分なスペック
AQUOS wishは、旧ミドルレンジクラスの処理性能のあるSnapdragon 480 5Gを搭載しているので基本的に処理能力に不足はありません。また、カメラ、おサイフケータイ、防水防塵などあったらいいと感じる最低限の機能も搭載しています。趣味性は低いですが、普段使いには必要十分なスペックのスマホです。
デメリット:画面解像度が低い
AQUOS wishで唯一残念と感じる点は、画面解像度です。wishは5.7インチと比較的大きなディスプレイを搭載していますが、解像度はHD+(720×1,520)止まりです。低スペックの場合、解像度が低い方が動作が快適になるのでwishで解像度を下げたのは正しい選択なのかもしれませんが、SD 480 5Gは1世代前のミドルレンジ程度に高性能なので少し残念に感じます。
これまで解像度がFHD以上のスマホを使っている人がwishを使った場合、画面に表示できる情報量の違いに違和感を感じるかもしれない点に注意が必要です。
「AQUOS sense6」のメリット、デメリット
メリット:装備面が充実、バッテリ容量の割に軽い
AQUOS sense6はミドルレンジクラスのスマホということもあり、エントリークラスのwishに比べると全体的に装備面が充実しています。画面解像度はフルHD+、カメラはトリプルレンズカメラです。
搭載するバッテリ容量の割に重量が軽いのは、大きなメリットです。他社機種と比べても軽い方なので軽いスマホを探している人に特にお薦めです。
デメリット:画面内指紋認証精度に不安がある
AQUOS sense6のデメリットと言う程かわかりませんが、画面内指紋認証の精度に若干不安を感じます。
AQUOS sense6の画面内指紋認証は光学式です。光学式は、経験的に室内の使用なら問題ありませんが、野外(特に日差しの強い場所)だと認証の失敗率が高くなります。また、保護フィルムを選びます。指紋認証の他に顔認証も搭載されているので指紋認証の精度が悪いと感じたら顔認証をお薦めします。
処理性能がwishとほぼ同等というところも残念に感じる部分ですが、性能が不足している訳ではないので気にする必要はないと思います。
「AQUOS sense6」の販路
申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて IIJmio 公式サイトの内容が正となります。
まとめ:必要十分なエントリークラス、充実のミドルレンジ
AQUOS wishは、エントリークラスながら必要十分な処理性能と機能を持つスマホです。ブラウジングやLINE、スナップ撮影など普段使いなら十分にこなせ、エントリークラスもここまで来たかと感じさせられる仕上がりです。
一方、AQUOS sense6は、基本性能はAQUOS wishと同程度ですが、トリプルレンズカメラや軽量化など装備面が充実しています。スマホを楽しみたい人にお薦めです。