「Galaxy A52 5G」「Galaxy A51 5G」のスペック、外観などの比較です。
「Galaxy A52 5G」「Galaxy A51 5G」の比較
スペック比較
機種名 | Galaxy A52 5G | Galaxy A51 5G |
---|---|---|
OS | Android 11 | Android 10 |
SoC | Snapdragon 750G | Snapdragon 765G |
内蔵 メモリ | 6GB/128GB | 6GB/128GB |
外部 メモリ | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大1TB |
画面 | 6.5インチ FHD+ 1080x2400 Super AMOLED | 6.5インチ FHD+ 1080x2400 Super AMOLED |
バッテリ | 4500mAh USB PD 3.0 | 4500mAh USB PD 2.0 |
本体 サイズ | 160x75x8.4mm | 159.2x74.1x8.7mm |
重量 | 188g | 189g |
背面 カメラ | 64MP F1.8 超広角 12MP F2.2 マクロ 5MP F2.4 深度 5MP F2.2 | 48MP F2.0 超広角 12MP F2.2 マクロ 5MP F2.4 深度 5MP F2.2 |
前面 カメラ | 32MP F2.2 | 32MP F2.2 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
生体認証 | 指紋(画面)、顔 | 指紋(画面)、顔 |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
テレビ | - | - |
耐久性 | IP68 | IP68 |
SIM | nanoSIM(ドコモ) | nanoSIM(ドコモ、au) |
その他 | ヘッドホン端子 | ヘッドホン端子 |
発売時期 | 2021年6月 | 2020年11月 |
Galaxy A52 5Gは、Galaxy A51 5Gの後継機と言うことで共通点が多いです。主な変更点は、カメラ強化、USB PD 3.0対応、ステレオスピーカー搭載です。64MPカメラは光学式手ブレ補正を備えています。また、ディスプレイは、サイズや解像度が同じですが新たにリフレッシュレート120Hz対応しています。
異なるSoCを搭載していますが、Snapdragon 750Gと765Gはほぼ同性能という評価です。プロセスルールはそれぞれ8nm、7nmで一般的にサイズの小さい方が省電力性に優れていると言われています。また、GPUはそれぞれAderno 619、Aderno 620なので型番通りなら765Gの方が上になります。しかしながら、ベンチマークでは750Gの方が僅かに上という結果が出ているのでプロセスルールや型番通りとはならない様です。
Galaxy A52 5Gは、基礎性能はほぼ変わっていませんが、装備面の充実により完成度が高まった機種と言えます。
ネットワークバンド比較
機種名/Model | ネットワークバンド | |||
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Galaxy A52 5G SC-53B | 3G | B1 | ||
4G | B1/3/19/21/28/42 | |||
5G | Bn78/n79 | |||
Galaxy A51 5G SC-54A | 3G | B1/6/19 | ||
4G | B1/3/19/21/42 | |||
5G | Bn78/n79/n257 | |||
Galaxy A51 5G SCG07 | 3G | B1 | ||
4G | B1/3/18/28/42 | |||
5G | Bn77/n78 |
Galaxy A52 5Gはドコモ、A51 5Gはドコモとauのキャリアモデルのみ。国内SIMフリーモデルの販売はありません。
Galaxy A52 5G SC-53Bは、ドコモバンドに特化しています。新たにLTEバンド28に対応していますが、3Gバンド6/19、5Gバンドン257に非対応です。
3G対応バンドの縮小は最近見られる傾向です。FOMAプラスエリアの非対応化は、LTEの普及が進み完全に役目を終えたというドコモからのメッセージだと思います。
外観比較
前面
サイズはほぼ同じですが、Galaxy A52 5Gの方が大きく薄いです。デザインに違いは感じられませんが、Galaxy A52 5Gの方がベゼル幅が僅かに広いです。
背面
Galaxy A51 5Gはホログラム加工と鮮やかな光沢仕上げが印象的なデザインでしたが、Galaxy A52 5Gはマット仕上げになっています。カメラ周りはボディに溶け込むようなデザインへと変わっています。
「Galaxy A52 5G」のメリット、デメリット
- ステレオスピーカー搭載
- カメラ性能アップ
- USB PD 3.0対応
Galaxy A52 5Gの最大のメリットは、ステレオスピーカー搭載です。ハイミドルでもモノラルスピーカー搭載が一般的です。Galaxy A51 5Gの唯一にして最大の残念ポイントがモノラルスピーカーだったので、これが改善したことは大きなメリットです。
メインカメラは、光学式手ブレ補正を備える64MP搭載です。また、明るいレンズに変わっているので、これまでよりシャープで鮮明な撮影が可能です。
USB PD 3.0対応になり、最大25W(Galaxy A51 5Gは最大15W)の急速充電に対応となっています。バッテリ容量は同じなので、これまでより短時間での充電が可能になります。
- 大きさ、重さ
デメリットは、僅かですがGalaxy A52 5Gに比べて大きくなった本体サイズです。6.5インチディスプレイを搭載する大型スマホだけにサイズアップは懸念材料です。重量は1g減っていますがスマホとしては重い方です。ホールド感は悪くありませんが大きさと重さは使う人や用途を選びます。メイン端末として使う場合には注意したいポイントです。
逆に言えばデメリットはそれくらいしかないので非常に魅力的な機種と言えます。基礎性能が進化していないので物足りなさを感じる部分はありますが、弱点が改善して完成度が高まった方がユーザーとしてはメリットが大きいと感じます。
尚、Galaxy A52 5Gはリフレッシュレート120Hzに対応していますが、利用することでバッテリ消費が激しくなるのが注意点です。バッテリ4,500mAhは決して少ないない容量ですが、大型6.5インチ有機ELディスプレイ、リフレッシュレート120Hzを最大限に生かすにはやや物足りない容量なのかもしれません。リフレッシュレート120Hzを利用しなければ普通に持ちます。
まとめ:Galaxy A52 5Gはハイミドルとして文句なし!価格以外は
Galaxy A52 5Gは、完成度が非常に高いです。Galaxy A51 5Gで感じた最大の残念ポイントのスピーカーがステレオスピーカーに変わっただけも十分ですが、カメラ強化やUSB PD3.0対応でより洗練されています。おサイフケータイや防水防塵にも引き続き対応し、欲しいものが一通り全て揃った万能スマホです。
ドコモの販売価格は59,400円、スマホおかえしプログラム適用時で39,600円です。装備が充実している分、ミドルレンジの中では、最上位となる価格帯です。ライバルとなるPixel 5a(51,700円)、OPPO Reno5 A(3万円台前半)と比べてもやや高めです。
ドコモ利用者なら選んで後悔はない機種です。価格面の折り合いがつくならお薦めです。
Galaxy A51 5Gのau版なら2.5万円くらいで販売されています。UQ mobileやpovo、楽天モバイル、BIGLOBEモバイルなどのSIMカードが使えます。お手頃価格でお薦めです。