2020年6-7月発売の「OPPO Reno3 A」「Samsung Galaxy A41」のスペックや外観の比較です。
「OPPO Reno3 A」「Galaxy A41」の比較
スペック比較
機種名 | OPPO Reno3 A | Galaxy A41 国内版 |
---|---|---|
OS | ColorOS 7.1 (Android 10ベース) |
Android 10 |
SoC | Snapdragon 665 | MediaTek Helio P65 |
本体 サイズ |
160.9x74.1x8.2mm | 152.9x70.4x8.1mm |
重量 | 175g | 160g |
バッテリ | 4025mAh | 3500mAh |
画面 | 6.44インチ FHD+ 1080x2400 有機EL |
約6.1インチ Super AMOLED FHD+ 1080x2400 |
内蔵 メモリ |
6GB/128GB | 4GB/64GB |
外部 メモリ |
microSDXC 最大256GB | microSDXC 最大512GB |
背面 カメラ |
48MP F1.7 超広角 8MP 119度 F2.2 モノクロ 2MP F2.4 深度 2MP F2.4 |
広角 48MP 80度 F2.0 超広角 8MP 123度 F2.2 深度 5MP F2.4 |
前面 カメラ |
16MP F2.0 | 25MP F2.2 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
USB | USB Type-C | USB Type-C |
生体認証 | 指紋(画面内)、顔 | 指紋(画面内)、顔 |
おサイフ ケータイ |
対応 | 対応 |
ワンセグ/ フルセグ |
-/- | -/- |
耐久性 | IP68 | IP65/68 |
SIM | nanoSIMx2 nanoSIM(ワイモバイル) |
nanoSIM |
その他 | ヘッドホン端子 | ヘッドホン端子 |
発売時期 | 2020年6月 | 2020年7月 |
SoCは、OPPO Reno AがSnapdragon 665、Galaxy A41がHelio P65とメーカーが異なり単純な比較が難しいですが、ベンチマークスコアはほぼ同等かHelio P65が若干良い結果です。ただし、MediaTekのSoCは、Qualcommに比べるとシェアがだいぶ低くマイナー感は否めず、Snapdragon 665の方が安定した動作が期待できます。
メインカメラは、Reno3 Aが4眼(2眼はセンサー)、Galaxy A41が3眼(1眼はセンサー)。どちらも広角48MP+超広角8MPとセンサーカメラの組み合わせで性能や使い勝手に大きな差はなく、どちらも十分高性能と言えます。セルフィーはGalaxy A41の方が画素数が高いですが、Reno3 Aも十分に画素数が高く、用途を考えれば差は無いと考えます。
明確に違うのが、画面サイズ、本体サイズ、重量、バッテリ容量です。Reno3 Aは6.44インチと画面サイズが大きい分、横幅が広く持ち手を選びます。それに比べ、Galaxy A41は、幅が狭く重量も軽いため持ち易いです。バッテリ容量は、Galaxy A41の方が少ないですが、3500mAhは必要十分な容量と考えます。
おサイフケータイ、生体認証、防水防塵、ヘッドホン端子などの機能は、共に搭載しています。
尚、Galaxy A41の国内版はシングルSIMのため、デュアルSIMを求めるなら国際版かReno3 A(ワイモバイル以外)を選択となります。
外観比較
左:OPPO Reno3 A、右:Galaxy A41
Reno3 Aの方が8mm長く、3.7mm幅広です。どちらも水滴型ノッチ、スリムベゼル採用でデザインは似ています。
メインカメラは共に左上に配置、NFCはReno3 Aがカメラ横、Galaxy A41が中央上部に配置され、どちらも使い勝手が良さそうです。
OPPO Reno3 A
OPPO Reno3 Aは、前モデルからメインカメラ性能向上、ストレージ増量(普及モデル)、バッテリ増量などで進化ています。おサイフケータイ+防水防塵に対応ということで非常にバランスの良い機種です。SoCは前モデルからスペックダウンというネガティブな面もありますが、Snapdragon 665は普段使いには十分な性能です。
Galaxy A41との比較では、バッテリ容量、ストレージ容量、SIMなどでアドバンテージがあり、価格も若干安いです(UQモバイルで約4,000円差)。
一方、OSはColorOSというAndroidベースのカスタムOSを搭載しており、慣れないうちは若干戸惑うことがあるかもしれません。また、6.44インチの大型ディスプレイ搭載ということで本体サイズは、縦幅160.9mm、横幅74.1mm大きく、重量175gとまずまずあります。
価格を考慮すると十分すぎる性能なので大きさや重さなどの点を受容できるならOPPO Reno3 Aは良い選択と言えます。
執筆時点の価格は税込23,760円、維持費は端末代込みで2,838円/月~(36回払い)。
Galaxy A41
Galaxy A41は、最近発売されたOPPOやXiaomiの製品の陰に隠れてしまっていますが、OPPO Reno3 Aと同じくバランスの取れた機種です。SoCは、ミドルレンジ中位の性能なので普段使いには十分ですが可もなく不可もなく、カメラはクラスとしては高性能です。
スペックや価格面でOPPO Reno3 Aに若干劣る印象を受けますが、素のAndroid OSなので癖が無く、安定した動作が望めます。また、ストレージ容量が64GBとOPPO Reno3 Aの半分ですが、シングルSIM+SDカード搭載可能なのでデュアルSIMを使いたいという事でなければマイナスとなりません。
OPPOやXiaomiの製品がなければもっと注目されたかもしれませんが、Galaxy A41は、普段使いには必要十分な性能、実売3万円以下で入手可能とコスパも十分高いです。
執筆時点の価格は税込27,720円、維持費は端末代込みで2,948円/月~(36回払い)。