UQモバイルは、2020年6月1日から新料金プランをスタートします。
新料金プランは、スマホプランに月間データ容量10GBの月額2,980円で、データを使い切っても最大1Mbpsで使える「スマホプランR」が追加されます。現行のスマホプランMよりデータ容量が1GB多く、使い切っても最大1Mbpsと非常に好条件です。
スマホプランR追加に伴い、スマホプランM/Lプランは廃止され、新料金プランはスマホプランS/Rの2つのラインナップになります。
現行プランは2019年10月スタート。そこから1年経たずに大きく変更されることになるので注意してください。
新料金プラン(2020年6月1日~)
データを使い切っても最大1Mbpsとなるのは、スマホプランRのみ。スマホプランSはこれまで通り最大300Kbpsです。
尚、現在スマホプランM/L利用ユーザは、使い続けるメリットが無さそうなのでスマホプランRに移行が良さそうです。おしゃべりプラン/ぴったりプランは、1回目の更新以降にスマホプランRに移行が可能です。
UQモバイルと楽天モバイルの比較
低速時の速度が最大1Mbpsということなので楽天モバイルと比較してみます。
サービス名 | UQモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|
月額料金(税抜) | 2,980円 | 2,980円 |
データ容量 | 10GB/月 繰越あり |
楽天回線エリア無制限 パートナ回線エリア5GB/月 繰越なし |
低速時 | 1Mbps | 1Mbps |
音声通話 | 20円/30秒 かけ放題はオプション |
国内通話かけ放題 |
SMS | 3円~/通 | 使い放題 |
家族割 | あり | なし (1年間無料) |
単純な比較では、楽天モバイルの方がサービス内容が良さそうに感じます。
UQモバイルのアドバンテージは、楽天モバイルのパートナ回線エリアと比較した場合のデータ容量と繰越くらい。なかなか厳しい戦いです。
ただし、楽天モバイルは、サービス内容が優れていますが、まだ対応機種が少なく、既存の端末だと十分にサービスが使えないケースが多いです。また、楽天回線エリアは少なく、エリアの9割以上はパートナ回線エリア(auローミング)となってしまうためユーザを選びます。
それに対し、UQモバイルは、iPhoneを含め使える機種が格段に多く、楽天モバイルのパートナ回線エリアに住むユーザなら2倍のデータ容量が使えます。この為、多くの方にはUQモバイルの方が安心して使えるサービスです。
使う価値は十二分にある
UQモバイルの新料金プラン「スマホプランR」は、神プランと言って差し支えない程度には素晴らしい料金プランです。
最大1Mbpsの速度は、Youtubeなら360pの画質での視聴可能、サイト閲覧や地図アプリなどは全く苦になりません。普段は低速(節約モード)で十分なので動画視聴の時だけ高速にすればデータ容量の節約が出来ます。
月額2,980円なのでデータ容量をほとんど消費しない方には向きませんが、UQモバイルやワイモバイルのプランM以上、他の格安SIMで8~12GB以上の大容量プランを使っているユーザなら乗り換えを検討する価値が十二分にあります。