ワイモバイルの新旧プラン比較、2年間の総額費用は600円差

10月1日から適用されるワイモバイルの新プラン。

基本料金値下げや2年縛り、解除料の廃止など、契約しやすくなりそうな感じですが、2年間の維持費から状況を把握してみたいと思います。

ワイモバイルの新旧プラン、どっちがおトク?

新旧プランの割引制度

費用比較をする前に、新旧プランの割引制度を確認してみます。

プラン 旧プラン 新プラン
割引 ワンキュッパ割
1年間1,000円割引
新規割
6ヶ月間700円割引
解除料 更新期間以外の解約
9,500円
なし

割引総額は、旧プランの「ワンキュッパ割」が12,000円(1,000円×12ヵ月)、新プランの「新規割」が4,200円(700円×6ヶ月)と旧プランの方が倍以上の割引額です。

旧プランの方が割引額が多くおトクに感じますが、更新期間以外の解約で9,500円が必要となります。

2年間の総額費用をプランSで比較

新旧プランのプランS(データ通信容量2GB)を2年間使った場合の総額費用を比較してみます。

プラン 旧プラン 新プラン
1-6ヶ月目費用 1,980円×6 1,980円×6
7-12ヵ月目費用 1,980円×6 2,680円×6
13-24ヵ月目費用 2,980円×12 2,680円×12
合計 59,520円 60,120
(+600円)

新プランの割引額は、旧プランより減っていますが、基本料金が値下げさたことで1-6ヶ月間の費用は同額です。

7ヵ月目から新プランの割引が終了、13ヵ月目(2年目)から旧プランの割引が終了し、その以降は、この費用が継続していきます。

2年間の総額費用の比較は、旧プランの方が600円安いという結果になっています。旧プランは、24ヵ月目の時点で解除料が発生しないので追加負担もありません。

尚、25ヵ月目以降は、解除料なしで旧プランから新プランに移行が可能となります。プラン変更をしない場合には、新旧プラン料金の差額300円が月々発生するので変更をお薦めします。

新旧プラン、どっちを選ぶか?

新旧プランで費用総額がほぼ変わらないという結果となりましたが、新旧どちらのプランを選ぶかという悩みが出てきます。

端末購入を含まなければ、新プラン

端末購入を含まなければ新プランがお薦めです。

比較では、2年間の総額費用で旧プランの方が600円安くなっていますが、やはり期間に縛られない解約ができるメリットが大きいと感じます。

旧プランは、2年間維持すると条件付きで新プランへの移行が可能となります。2年間確実に維持するということなら旧プランもいいかもしれません。

端末購入を含むなら、旧プラン?

10月1日から「端末購入補助の適正化のガイドライン」により、端末を0円や500円で販売することが難しくなると予想されます。

ソフトバンクが「半額サポート+」という新しい端末購入補助を発表しました。内容はこれまでと同じで実質半額の費用で最新の端末が持てるというもので、抜け道探しが得意なソフトバンクでも、これが限界の様です。

ガイドラインでは、MNPで発生する費用補助(端末購入、解除料)、在庫処理、携帯電話の通信方式の変更若しくは周波数帯の移行を伴う場合(3G→4Gなど)、廉価端末(3万円以下)の場合には、もう少し踏み込んだ端末購入補助が可能とされています。

この為、MNP向けのキャンペーンや在庫処分と称した割引キャンペーンは出てくる可能性があります。

気になるのが、MVNOで中心となりそうな廉価端末(3万円以下)の扱いです。0円や500円は難しいかもしれませんが、1万円程度での販売はありそうに思います。一方、高額なiPhoneの激安販売は、今後難しくなりそうです。

まとめ

ワイモバイルの新プランは、維持費が安く、2年縛り&解除料なしと非常に契約しやすいプランです。これまでは、品質は高いけど料金が少し高いと感じる部分がありましたが、値下げにより税込でも3,000円を切るので手は出しやすくなったかなと感じます。

端末を安く手に入れたいという方は、9月30日までの購入が良さそうに思えますが、10月1日以降に向けての月額割引の動向に注視が必要です。判明次第、お知らせする予定です。

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