10月末頃、期限が切れそうなマイレージを使って台湾に行ってきました。
結論から言えば、台湾のモバイル環境はデータ通信量や速度の制限がなく、地下鉄乗車中でも電波が拾え非常に快適でした。
台湾で利用したSIMカードについて、購入方法から使用感などを簡単に書いておきます。
台湾でSIMカードを使う
SIMカードの購入
台湾到着が21時過ぎと遅く時間に余裕がなかったので、最初に目に付いた「中華電信」という会社のSIMを購入しました。入国は桃園空港、出国は松山空港だった事もあり2つの空港を確認しましたが、どちらの空港にもわかりやすい場所に中華電信のサービスカウンターがあるので簡単に見つける事が出来ると思います。中華電信は台湾最大手の通信会社のようです。
日本と同じく台湾にも通信会社がいくつかあるようですが、短期間の利用なら$50-100程度(約200-400円)しか違いがないので、エリアが広く安定している大手を利用するのが安心ではないかと思います。
中華電信のプラン
中華電信のプランは、利用期間と含まれる通話料金の組み合わせになっています。通話料金の金額が日数に比例して増えている感じではないので、通話する予定の無い人には選択できるプランによって割高に感じるかもしれません。
中華電信では、データ通信(3G/LTE、Wi-Fiホットスポット)の利用は無制限なので日本より使い勝手はいいです。
プラン(通話料金) | 価格 | 円換算(1NT=4円) |
---|---|---|
3日間($100) | $300 | 1,200円 |
5日間($50) | $500 | 2,000円 |
5日間($300) | $500 | 2,000円 |
7日間($150) | $500 | 2,000円 |
10日間($100) | $500 | 2,000円 |
15日間($100) | $700 | 2,100円 |
15日間($250) | $800 | 2,400円 |
30日間($400) | $1000 | 4,000円 |
滞在は8泊9日、通話の予定がなかったので10日間のプランを選択しました。価格が7日間と同じだったので何だか得した気分でした。
プランの日数は、利用開始からの時間(10日間なら240時間)のようです。また、通話料金については初期のチャージ分を消費してしまってもリチャージできるようなので、通話の予定が多い人でも問題ありません。
購入には身分証明書(パスポートなど)が必要です。
SIMカード
購入の途中で「携帯はSIMフリーか?」と聞かれるくらいで、5分くらいでSIMカードが購入できます。
パッケージには写真のように標準サイズのSIMカードが1枚入っています。SIMカードにはmicroSIM、nanoSIMの切り取り線が入っているので、希望のSIMカードのサイズを選択できます。
設定
携帯はSIMロック解除したドコモ版「Xperia Z3 Compact SO-02G」、OSはAndroid 5.1 Lollipopです。
APN設定は、名前に「中華電信(任意)」、APNに「internet」と入力するだけす。ユーザ名やパスワードの入力もないので非常に簡単です。保存後、すぐ利用可能になりました。
通信可能になったところで、早速通信速度を計測してみました。桃園空港の空港ロビーではLTE接続ではなくHSDPA接続、ダウンロード速度は15Mbpsとまずまずの結果です。
テザリングも問題なく利用できました。
まとめ
データ通信が無制限という事で通信品質に不安がありましたが、市街地ではLTE接続され、通信速度は10Mbpsを下回る事は無く、パケ詰まりも起こらず非常に快適。場所によっては50Mbps以上出る事もあり、使い勝手は非常によかったです。唯一、最終日に泊まった西門町のホテル内だけ入りが悪かったくらいです。
台湾では地図アプリで目的地(ホテルやお店)の近くにいるはずなのに場所がわからないという事が何度かあったので、地図アプリが使えなかったらかなり悲惨な事になっていたかもしれません。
簡単に手に入り、簡単に使えるので、興味があったら使ってみてください。