年々増量されてきた最低プランのデータ通信量も3GBからしばらく変化がなく、近年は通話かけ放題やカウントフリーなどの付加サービスで差別化が進みつつあります。
そんな背景もあり3GBの格安SIMは選択肢が多く選ぶのが実に悩ましいです。
この記事では、「3GBプランを持ち比較的品質が安定して使える格安SIM」をいくつ集めてみたので検討している方は参考にしてみてください。
データ通信量3GBが使えるお薦め格安SIM一覧
音声通話SIM(3GB)
格安SIM | 月額料金 |
---|---|
UQモバイル(スマホプランS) | 1,980円 |
LINEモバイル(コミュニケーションフリープラン) | 1,690円 |
イオンモバイル(4GB) | 1,580円 |
LIBMO | 1,580円 |
NifMo | 1,600円 |
IIJmio(みおふぉん) | 1,500円 |
Biglobe | 1,600円 |
エキサイトモバイル(定額プラン) | 1,680円 |
楽天モバイル(組み合わせプラン3.1GB) | 1,600円 |
mineo(Aプラン/Dプラン/Sプラン) | 1,510円~1,950円 |
データ通信SIM(3GB)
格安SIM | 月額料金 |
---|---|
UQモバイル(データ高速プラン) | 980円 |
LINEモバイル(コミュニケーションフリープラン) | 1,110円 |
イオンモバイル(4GB) | 980円 |
LIBMO | 880円 |
NifMo | 900円 |
IIJmio | 900円 |
Biglobe | 900円 |
エキサイトモバイル(定額プラン) | 900円 |
楽天モバイル(組み合わせプラン3.1GB) | 900円 |
mineo(Aプラン/Dプラン/Sプラン) | 900円~990円 |
価格は税抜価格です。
UQモバイル
「UQ mobile」は、UQコミュニケーションズ株式会社が提供するauのサブブランドです。
格安SIMに分類されていますが、ランチタイムや夕方の混雑時にも速度低下の少ない格安SIMらしからぬ高品質な回線が魅力です。
2020年6月1日から新プランが導入されました。新設のスマホプランRは、基本データ容量10GB/月、節約モードが最大1Mbpsと非常に使い勝手の良いプランです。ワイモバイルと違い「かけ放題」がオプションなので通話の少ない方にも選びやすいです。
UQモバイルは、節約モード(低速)が他社よりも高速な最大300kbps(スマホプランS)でデータ通信量を使い切っても不安が少ないです。最大500kbpsが使い放題の「データ無制限プラン」も非常に優秀です。
LINEモバイル
LINEモバイルはメッセージアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社が提供する格安SIM。
LINEのトークや無料通話をどれだけ使っても通信量を消費しないのでLINEユーザなら第一候補にお薦めします。Twitter、Facebook、Instagramの通信量も消費しないプランも用意されており、SNSをたくさん使う人なら選んで損はありません。
イオンモバイル
イオンモバイルは「イオンモール」を運営するイオンリテール株式会社が提供する格安SIM。
業界最安値級を掲げる料金の安さ、イオンモールなどにあるサポート窓口での対面サポートの安心感が魅力です。格安SIM未経験の方、維持費を安く抑えたい方にお薦めです。
格安SIMでは希少な「ケータイ型スマートフォン(ガラホ)」の取り扱いがあり、ガラホに最適なアプリ不要で通話料金が半額になる「イオンモバイル通話料半額サービス(無料)」が付帯しています。ガラホを安く維持したい方にもお薦めです。
LIBMO
LIBMOはエネルギー事業や情報通信サービスなど多くの事業を手がけるTOKAIホールディングスが提供する格安SIM。
2017年2月からサービスを開始した比較的新しい格安SIMです。キャンペーンの頻度が高く、うまく利用すると期間限定ながらかなり安い維持費で使えます。
サービス内容は他社と遜色ないのでキャンペーンが使えたら積極的に選びたい格安SIM。
NifMo
NifMoはインターネットプロバイダ「@nifty」を運営するニフティ株式会社が提供する格安SIM。
「NifMoバリュープログラム」はショッピングやアプリをダウンロードするだけで携帯料金が割引されるというお得な仕組み。ショッピングなら購入金額の数%、アプリのダウンロードなら数十円~数百円、クレジットカードなどの作成なら数千円の割引が受けられます。
回線品質も比較的安定しており、スマホ購入で高額なキャッシュバックがもらえるキャンペーンも頻繁に行っており、使って損はない、むしろお得な格安SIM。
IIJmio
IIJmioはISP事業などを運営する株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する格安SIM。
安定した運用実績は長い間ISP事業を手掛けてきた技術力に裏付けされたもの。新興格安SIMはシェアが急激に拡大すると途端に回線速度が低下することがありますが、IIJmioはそんな回線速度の低下に対しても比較的早く状況が改善され安定した通信品質を維持しています。
価格やサービス内容でも他の格安SIMと差はないので、安心を一番に求める方にお薦め。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルはプロバイダ「BIGLOBE」を運営するビッグローブ株式会社が提供する格安SIM。
3分と10分のかけ放題、60分と90分の通話無料という量と使い方から選べる「BIGLOBEでんわ」、動画や音楽などの配信サイト(YouTubeなど10サイト)が480円/月~という低料金で使い放題となる「エンタメフリー」が非常に優れています。
音声通話SIMの最小が1ギガスタートプラン(1,400円/月)と維持費が安く、通話料金も9円/30秒と他社より安い点も見逃せません。
エキサイトモバイル
エキサイトモバイルはポータルサイトexciteやブロードバンド接続サービスを運営するエキサイト株式会社が提供する格安SIM。
他社と比較して回線の種類がNTTドコモのみ、料金が少し高め、かけ放題プランが無いなど見劣りしますが、シェアプランが優秀。
最小データ通信容量0GBから可能、3枚の維持費はわずか1,100円/月、1GBプランなら1,260円/月という安さ。SIMを複数持ちたい方なら選ぶ価値あり。数少ない2GBも選べる。
mineo
mineoは、マルチキャリアの代表格と言える格安SIMです。
「パケットシェア」は、回線の種類を問わず独立した回線同士でパケットがシェアできるので、家族で異なる回線を使っていても悩むことはありません。また、余ったパケットを誰かにプレゼントできる「パケットギフト」、余ったパケットをみんなで分け合う「フリータンク」などユーザに嬉しいサービスをたくさん用意されています。
ユーザ同士でちょっとした疑問に助け合えたりできる「マイネ王」というコミュニティサイトも運営されているので困ったときにも力強いです。
まとめ:付加サービスやオプションに注目
ここで紹介した格安SIMはどれも安心して使えるものですが、選択に悩むなら付加サービスやオプションなどにも注目するといいかもしれません。
SNSなら「LINEモバイル」、動画や音楽なら「BIGLOBE」、価格なら「イオンモバイル」「NifMo」「LIBMO」、サポートなら「イオンモバイル」、楽天市場を使うなら「楽天モバイル」などがお薦め。
また、キャンペーンやエントリーパックなどで初期費用や月額料金が安くなるものもメリットが大きくお薦めです。