シャープ製のSIMフリースマホ「AQUOS sense4」が、MVNO各社から11月27日に発売されます。
AQUOS sense4は、名前の通りAQUOS sence3の後継機種となりますが、このシリーズは、そこそこの基本性能におサイフケータイと防水防塵を搭載するバランスのとれた機種の印象が強かったのですが、今作のAQUOS sense4は、「Redmi Note 9S」と同じ高性能SoCのSnapdragon 720Gが搭載されたことで性能が一気に向上し、そこそこ使えるスマホから結構使えるスマホにパワーアップしています。
それ以外にも、5.8インチ液晶に大型化、バッテリ容量増、カメラ機能などの点が強化されています。
液晶サイズは、5.5インチから5.8インチに大型化し、解像度も向上していています。このシリーズは、本体サイズがほぼ変わらないのも特徴の1つですが、液晶が大型化した今作でも縦横に1mmと僅かに幅広になっていますがほぼ変わっていません。
バッテリ容量は、4570mAhに増量されたことで、通話時間にして約3割上昇とバッテリ持ちが大幅に向上しています。バッテリ増量に伴い、重量が9g増量となっています。
背面カメラは、望遠カメラが追加され、標準+広角+望遠の3眼構成に強化されています。標準と広角のカメラは、スペックから同じカメラが搭載されていると思われますが、競合他社と比べてカメラ性能で負けているので、望遠カメラの搭載より標準カメラが強化されていれば、もっと評価されたかもしれません。前面カメラは、画角が下がりましたが、明るいレンズに変更されています。
「AQUOS sense4」と「AQUOS sense3」のスペック比較
機種名 | AQUOS sense4 SH-M15 | AQUOS sense3 SH-M12 |
---|---|---|
OS | Android 10 | Android 9 |
SoC | Snapdragon 720G | Snapdragon 630 |
本体 サイズ |
148x71x8.9mm | 147x70x8.9mm |
重量 | 176g | 167g |
バッテリ | 4570mAh USB PD |
4000mAh |
画面 | 5.8インチ IGZOディスプレイ フルHD+(1,080x2,280) |
5.5インチ IGZOディスプレイ フルHD+(1,080x2,160) |
内蔵 メモリ |
4GB/64GB | 4GB/64GB |
外部 メモリ |
microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大512GB |
背面 カメラ |
12MP F2.0 83度 12MP F2.4 121度 8MP F2.4 45度 |
12MP F2.0 83度 12MP F2.4 121度 |
前面 カメラ |
8MP F2.0 78度 | 8MP F2.2 83度 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 | Bluetooth 5.0 |
USB | USB Type-C | USB Type-C |
生体認証 | 指紋・顔認証 | 指紋・顔認証 |
おサイフ ケータイ |
対応 | 対応 |
ワンセグ/ フルセグ |
-/- | -/- |
耐久性 | IP65/IP68 | IP65/IP68 |
SIM | nanoSIMx2 DSDV | nanoSIMx2 DSDV |
その他 | イヤホンマイク端子(3.5φ) Jアラート |
イヤホンマイク端子(3.5φ) Jアラート |
発売時期 | 2020年11月 | 2019年11月 |
AQUOS sense4は、これまでAQUOS senseシリーズを使ってきた人の乗り換え端末として最適なのはもちろんのこと、手頃な値段で高性能な端末を求めている人にも最適です。
発売から2年間、最大2回のOSバージョンアップが保証されているので、長い間安心して使い続けられます。Andorid 10搭載で発売されるので、Android OSがこれまで通りアップデートが進めば、Android 12まで使えることになります。
MVNOからは、OCNモバイルONEとIIJmioからの発売が発表されています。
OCNモバイルONEでは、11月27日11時~12月23日11時の期間、音声通話SIMとセットで申込で発売記念特価18,000円(税抜、以下同)で購入できます。
IIJmioでは、価格24,800円。3,000円のギフト券がプレゼントされます。
Amazonや楽天でSIMフリー単体が税込3.6~4万円程で販売されているのでどちらもかなり安く購入できます。