「AQUOS sense6」「OPPO Reno5 A」のスペック、外観などの比較です。
「AQUOS sense6」「OPPO Reno5 A」の比較
スペック比較
機種名 | AQUOS sense6 SH-M19 | OPPO Reno5 A |
---|---|---|
OS | Android 11 | ColorOS 11 (Android 11) |
SoC | Snapdragon 690 5G | Snapdragon 765G |
内蔵 メモリ | 4GB/64GB UFS 2.2 6GB/128GB UFS 2.2 | 6GB/128GB |
外部 メモリ | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大1TB |
画面 | 6.1インチ 有機EL FHD+ 1,080x2,432 | 6.5インチ FHD+ 1080x2400 LCD液晶 |
バッテリ | 4570mAh USB PD 3.0 | 4000mAh 18W急速充電 |
本体 サイズ | 152x70x7.9-9.2mm | 162.0x74.6x8.2mm |
重量 | 156g | 182g |
背面 カメラ | 48MP 26mm F1.8 8MP 15mm F2.4 8MP 53mm F2.4 ProPix3 | 広角 64MP F1.7 超広角 8MP F2.2 マクロ 2MP F2.4 モノクロ 2MP F2.4 |
前面 カメラ | 8MP 26mm F2.0 | 16MP F2.0 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
コネクタ | USB Type-C | USB 2.0 Type-C |
生体認証 | 指紋(画面内)、顔認証 | 指紋(背面)、顔 |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
テレビ | - | - |
耐久性 | IP65/IP68 MIL-STD-810H準拠の耐衝撃 | IP68 |
SIM | nanoSIM+eSIM DSDV | nanoSIMx2+eSIM nanoSIM(ワイモバイル) |
その他 | 3.5mmオーディオジャック | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 2021年11月 | 2021年6月 |
共にミドルレンジのスマホになりますが、SoC、画面、バッテリ、カメラなどにスペック上の違いがあります。
特質すべき違いは画面仕様です。AQUOS sense6はポピュラーなサイズの6.1インチに対し、OPPO Reno5 Aは大型6.5インチです。画面サイズに比例して本体サイズも大きくなるのでAQUOS sense6の方が携帯性は高いです。またパネルの種類も異なります。一般的に有機ELの方が高評価ですが、OPPO Reno 5Aの液晶は十分に明るく綺麗なディスプレイです。
搭載するバッテリ容量も大きく異なります。AQUOS sense6の方がバッテリ容量が多く、有機EL搭載と相まってバッテリ持ちは格段にいいです。またAQUOS sense6は多くのバッテリ容量を搭載しながらもOPPO Reno5 Aより26gも軽いです。
SoCは、Snapdragon 690 5Gはミドルクラス、Snapdragon 765GはハイミドルクラスということでSnapdragon 765Gの方が高性能ですが、性能差は大きくありません。重いゲームなどをしない限り性能差を感じることはないと思います。
カメラは、全体的にOPPO Reno5 Aの方が高性能です。AQUOS sense6は望遠、OPPO Reno5 Aはマクロと個性が別れています。AQUOS sense6の標準カメラはOPPO Reno5 Aに劣りますが十分高性能です。
共におサイフケータイ搭載、防水防塵に対応しています。AQUOS sense6はMIL規格にも対応しています。
互いに一長一短はありますが、人気シリーズということで全体的に満足度の高いスペックとなっています。
対応バンド比較
機種名/Model | ネットワークバンド | |||
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AQUOS sense6 SH-M19 | 3G | B1/5/8 | ||
4G | B1/3/5/8/18/19/38/39/41/42 | |||
5G | Bn3/n28/n77/n78/n79 | |||
Reno5 A | 3G | B1/2/4/5/6/8/19 | ||
4G | B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/39/40/41 | |||
5G | Bn3/n28/n77/n78 |
共に4キャリアに対応、3キャリアのLTEプラチナバンドに対応しています。OPPO Reno5 Aはドコモの3Gバンド19に対応している分、対応範囲が広いです。
外観比較
前面
AQUOS sense6はノッチデザイン、OPPO Reno5 Aはパンチホール採用。どちらも狭ベゼルですがAQUOS sense6の方がより狭いです。
AQUOS sense6は幅70mmで普及帯のスマホとしては狭い方です。OPPO Reno5 Aは縦横共に幅があり重量もあります。
背面
OPPO Reno5 Aは背面に指紋認証が配置されています。AQUOS sense6は画面内です。
「AQUOS sense6」のメリット、デメリット
メリット:軽量でスリム、バッテリ長持ち
AQUOS sense6は、搭載するバッテリ容量の割に軽いというのが大きなメリットです。また幅70mmは普及帯スマホの中でもスリムです。幅71mmのスマホは割とありますが、1mmの差はホールドした時に小さくない違いを感じます。
大容量4570mAhと省電力な有機ELディスプレイ、シャープ独自のアイドリングストップ機能によりバッテリ持ちは非常に良いです。そこそこ使っても2~3日、あまり使わなければ1週間以上持ちます。
デメリット:画面内指紋認証の精度が若干不安
AQUOS sense6のデメリットと言うべきかわかりませんが、画面内指紋認証の精度に若干不安を感じます。
AQUOS sense6の画面内指紋認証は光学式です。光学式は、経験的に室内の使用なら問題ありませんが、野外(特に日差しの強い場所)だと認証の失敗率が高くなります。また、保護フィルムを選びます。指紋認証の他に顔認証も搭載されているので指紋認証の精度が悪いと感じたら顔認証やPINコードをお薦めします。
AQUOS senseシリーズは必要十分な性能がコンセプトのスマホなので不足を感じる部分は少ないです。唯一、シャープのスマホ全体として、カメラのソフトウェアの作り込みがもう少し向上して欲しいと個人的には感じます。
「OPPO Reno5 A」のメリット、デメリット
メリット:コスパが高い
OPPO Reno5 Aは、発売から半年経っても価格ドットコム上位をキープする人気機種なのでメリットを上げたら切りがありませんが、強いて挙げるとしたらコスパの高さです。
AQUOS sense6と比べ1ランク上のスペックながら、AQUOS sense6より価格が安いです。単体価格は3万円台中程、白ロム価格は2万円台、格安SIMなら2万円以下です。ワイモバイル版はシングルSIMなので注意してください。
デメリット:片手操作には不向きなサイズ感
OPPO Reno5 Aは、一般的なスマホより大型となる6.5インチの液晶ディスプレイを搭載しているのでボディサイズが大きく、また重量もあるので余程手が大きな人でなければ片手操作には難があります。大型ディスプレイを搭載するメリットも十分にありますが、携帯性を重視する場合には不向きです。
また高性能SoCと大画面に対しバッテリ容量がやや少なく感じます。1日は持つと思いますが、激しい使い方の場合にはモバイルバッテリーを携帯した方がいいかもしれません。AQUOS sense6と同程度か5,000mAhあれば安心ですが、容量を増やした分だけ重量も増えてしまうので難しい選択です。
「AQUOS sense6」の販路
「OPPO Reno5 A」の販路
まとめ:使い方、人で変わる機種選び
AQUOS sense6は、OPPO Reno5 Aに比べると性能的に見劣りする部分がありますが、普段使いとして必要十分な性能を持つスマホです。最近のスマホの中では軽量で持ちやすく、スマホ初心者を初めとして多くの方にお薦めできます。
OPPO Reno5 Aは、ハイミドルスマホの代表的な存在だけあって高性能、高機能です。ゲームガチ勢でなければ性能的に不足を感じることはないと思います。コスパも高いです。